筒型花入(Tall flower vase)の 製作と装飾 

今日はのっぽの花瓶の紹介です。

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以前のブログで紹介した写真の削り作業が終わりました。元々は42cm程に筒上げした作品で、これだけ背が高いと削りの作業も半端ではありません。

どうやって削るんだろうと思いますよね。湿台を使います。

下から10cm位の高さに来る湿台を探して逆さに(口を下に)縦ます。そして、芯を出して、垂直にします。そして高台の底を水平に削ります。

高台が水平にならないと、芯がぶれてしまって削れないんだよ。しっぴきで削ったのは正確に水平に切れてない事が多いから。。

底が水平になったら、口を上にして、芯を出します。固定は、大き目の留土を3か所にして作業をします。

粘土は皮ベルト位の硬さにして、鉄カンナや超硬カンナで削ります。作品がこれだけ背が高いと上から乾燥してくるので、部分部分で刃物を変えないと上手く削れません。そして出来上がったののが冒頭の写真。

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さて今日のハイライトはこれから。信楽の赤だけど、長年の夢が叶った作品です。これを如何に仕上げるかが次のチャレンジです。

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友達の作品を参考にして、黒と白化粧土で仕上げて見ました。

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今回の成功の鍵は黒化粧土の発色です。黒化粧土は、自宅の手持ちのものを使いました。陶芸ショップコムの市販品で、一番安いもので、以前に使った時にグレイに仕上がってしまいました。

黒化粧土は上級のものは3500円程します。安物と高価なものの違いは、マンガンの含有量によって違うそうで、安物は酸化鉄が多くマンガンの量が少ないそうです。

この作品は今の段階では素焼き前ですから、素焼きで白がもっと白く発色し、本焼きは酸化焼成で真っ黒に仕上がってくれれば、展示会に出展出来るものになる事は間違いありません。

来週素焼きに出します。友人のものはデザインや形状は違いますが、素焼き後、銀彩を施してます。こちらの作品は伝統工芸展に出展するそうです。本焼き次第では、上絵付の着色も考えたいと思います。

写真ではよく分からないと思いますが、黒化粧土の装飾の前に、マスキングテープで枠取りをしてます。枠取りがシャープでプロの装飾に近くなっている作品だと思います。

さてどうなるか? お楽しみに!

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