ビアタンブラー墨はじき本焼き&蕎麦猪口の鋳込み製作



墨はじき ビアータンブラー本焼き


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待ちに待った墨はじきの作品の本焼きが完了しました。

出来栄えは。もう一つかな?でも、写真で見るより、実物は良いです。

このタンブラーは磁器の鋳込みです。素焼きが終わったら、好きな文様を墨汁と筆で描きます。

墨を乾燥させて、その上から、呉須を筆塗りして、もう一度素焼きへ。 素焼きをすると墨で描いた部分が白抜きになります。白抜きにならなかったら、コンプレッサーで圧縮空気を掛ければ、墨汁とその上の呉須が飛んで白抜きになります。

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墨汁に含まれる膠の成分で、呉須が弾かれて、素焼きの表面には呉須が付きません。二回目の素焼きで墨汁が燃えることで、白抜きになると言うメカニズム

二つ改善点があります。一つは墨汁の膠成分が少し足りないのかも知れません。次回は、膠を数滴墨汁に混ぜて見ます。今の墨汁でも問題はないのですが、一部剥がれていない部分があり、コンプレッサーで圧縮空気で飛ばす必要がありました。この改善です。

2番目の改善点は、呉須の濃さと斑でしょう。呉須は刷毛塗りしました。その為に塗りに斑があります。そして惜しいのは、その呉須の薄さです。もう少し濃淡をつけた白抜きとのコントラストを出したい。その方がもっとメリハリのあるものになるでしょう。

刷毛塗りではどうしても斑が出ますので、霧吹きでもっと濃く均一な背景にした方がもっと良くなると思います。

今右衛門窯の作品は、黒っぽい呉須を使ってました。そして刷毛塗りとのことでした。その割には、斑がほとんどありませんでしたので、そこに何か秘密がありそうです。11月23、24日の展示会に出展しますので見て下さい。



鋳込み型 第2弾 蕎麦猪口


ビアタンブラーは、80(D) x 160(H)mmの背の高い鋳込みの作品でした。その分、粘土の原形作りも難しかったし、この背の高い、薄い作品の施釉には泣かされました。やっと今回の墨はじきの作品でやっとものになった感じです。初めての鋳込みにしては、ハードルを上げ過ぎました。

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今回は、その真逆に近い、小さな蕎麦猪口の鋳込み型を作って見ました。

80(D) X 65(H)mmの作品になる予定です。

原形は、その収縮率を考慮して作ります。こんなシンプルなものですが、分厚く作る必要があります。これって結構やっかいで、最近は限界まで削る作業になれているので、一度は作り直しました。底が数ミリになってしまって、原形が壊れました。

と言うようなことで、出来た鋳込み型を使って初回の鋳込みをしました。それが上のの写真です。

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大体左のようなイメージの作品になる予定です。

この蕎麦猪口は、先日の波佐見の訪問の時に買い求めてきたものです。日常使いの波佐見焼ですので、価格は税込みで700円以下。この絵付けは転写シートですね。簡単な染付にするか、鍋島色絵風の赤絵にするのも良いかなと思ってます。いい作品になると思います。


陶芸スクール 展示会準備へ本格化、大物作品の製作

タイガーウッズが、ゴルフ史上最多優勝タイの82勝目を日本で開催されたPGA競技で上げました。ちなみに、米国でPGAのゴルフに参加している松山が2位となり、タイガーと共に競技を盛り上げました。

やっぱり、日本人プロゴルファーで世界に通用するのは松山くらいのものでしょう。

テニスの錦織圭や大坂なおみ、そして、今回の世界ラグビーで活躍した日本代表など、世界で通用するスポーツ選手が増えて来ました。

日本人はあらゆる分野で優秀。これ間違いない。もっと、世界へ積極的に出れば、素晴らしい活躍が出来るのに勿体ない。やっぱり、語学力が問題になるのかな?



花器の製作


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昨日紹介した花器の仕上げです。

プロの手にかかるとこんなもんですね。私と轆轤師さんの共同制作見たいなもんで、私が筒上げをして、それを少し修正して、成型。

そして、半乾きで削り仕上げ。それが終わったら、濡れタオルに包んで、約2日間。

柔らかくなったところで、分割器で5分割。

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赤インクで描いたラインに沿って、指先でラインのカーブを入れる。

そして口縁を剣先カンナでカット。

今日は、指痕の文様に筋を描きベラで入れました。

写真では作品が湿っている状態で良く分からないと思うのですが、写真にそっくりの作品に仕上がりました。これが、磁器で出来ていれば、完璧なのに。 プロの共同作業と言ってもほとんどの重要作業はプロ、そして、私がやったマイナーの作業で、作品の品位が少し落ちた。 やっぱり、お金を稼いでいる人の腕は違う。



磁器製彫文様丸壺の施釉


先日から製作している磁器製の丸壺の施釉です。素焼きの上がりを見ると、彫った牡丹と椿が素晴らしい出来です。ここまでは上々。

よくやる施釉の失敗は絶対に出来ない(したくない)。さてどう仕上げる。井上萬二さん風の仕上げを目指すからには選択肢は限られています。石灰透明、月白、青白磁、青磁ですね。

絵付師さんと相談して、彫った文様が一番際立つであろう釉薬を選択しました。それは、青磁。青磁ですと、彫ったところには釉薬が溜まり、彫らない部分は、少し透けて明るく仕上がります。同じ、青磁の釉薬ですが、これだけで濃淡が付き、文様がくっきりと浮かび上がるはずです。

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後は、施釉を失敗しないように。

外、内の順番で、掛け分けをします。まずは外。口を上にして、口縁まで釉薬につけます。内側には流さない。そして、口縁ぎりぎりまで。

ここで一度乾燥させます。乾燥したら、口縁の外は、ゴム液を塗ります。これは、釉薬が外に流れた時の防止膜です。3cm位の幅で塗ります。

次は、如雨露みたいな入れ物に釉薬を入れ、中に釉薬を溜め、斜めにして釉薬を外に流しながら360度回転させます。これで、内側に綺麗に施釉出来ます。


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最後に、ゴム液の膜を剥がします。薄いチューインガムが半乾きになった状態でペロリと剥げます。後は、口縁を丁寧に仕上げ、そして、ピンホールや、釉薬の流れた跡などを慎重に修正します。これで、施釉は80点ほどの出来で仕上がりました。

本当は90点を取りたいのですが、そうは簡単には問屋が卸してくれません。


明日が、還元の窯入れ。私の作品はほとんどの大物です。全て窯に入りますように。

11月23(土)、24日(日)に南禅寺の南陽院で『第19回 紅葉の中の陶芸展 2019』が開催されます。与えられるスペースは畳一畳しかありませんので、余り多くの作品は展示できませんが、南禅寺の紅葉を見に来るついでに作品を見て下さい。両日ともに10時~16時。

陶芸スクール、陶芸教室の生徒の作品や、窯元の職人さんの作品も展示・販売されます。私の展示は、大物は展示のみにして、小物は販売もしたいと思ってます。気に入る作品が見つかるかもしれませんよ?

詳細は別途ブログに記載します。

扁子花器の製作 失敗の繰り返しが成功に。 ”あきらめるな、きっと出来る” 

南アフリカが、ウェルズに勝ちました。これは決勝で南アフリカ VS イングランド。さてどうなるか?

イングランドは、世界No1.のオールブラックの二―ジーランドを破った強豪。

それにしても、今回初めて真剣にラグビーを見て、ルールも大分分かってきたこともあり、実に面白い。

以前は日本代表は弱かったし、何となくださいスポーツと思っていた。アメリカンフットボールのあのエキサイティングさとは違うし。

でも、今回の日本の活躍で私のようにラグビーファンが増えたんでしょうね。なんでも、今回のワールドラグビーで100億円の経済効果があるそうです。

私の知り合いも大阪の大会に行ってチケットが3万円もしたそうです。



花器の製作


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この写真の花瓶、庄村久喜さんの作品です。近所の知人から、展示会の本を頂いたもので、いつかこの綺麗な作品を作って見ようと思ってました。

でもこの作品どうやって作るんだろうと思ってました。しかも、磁器ですから、その壁もありましたし、作るのはノーチャンスと言う感じ。

石ものでも、土ものでも、やはり、筒上げと言うのが又大きな壁となるんですね。

先週は悩みましたね。井上萬二さん風の磁器ものが作れるようになって来たんです。少なくとも、信楽の粘土では、37cm程の筒上げが出来て、成型も上手く行って、いよいよ磁器でやって見ようと、3.5kg程度の磁器土で、2回ほどやったんですが見事に失敗。37cmの筒上げが出来ませんでした。

やっぱりね。。。石もので上に上がらないと言う事はまだ本物ではないんですね。。

周りの同僚たちは、”そんなにむきにならなくてもいいんと違う”と言うんだけど、自分ではこれが許せない。と言うことで、落ち込んでました。

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なんでもそうなんだけど、諦めてしまってはそこまでではないかと思いますね。 ゴルフでも、仕事でも。諦めるるのは簡単だけど、諦めたらそこまで。

そんなことで、YouTubeで筒上げの動画を探して自分との違いを探しました。YouTubeに載せるだけあって、皆簡単に出来る。 ほとんどの人が20cm程ですけどね。

私には、大きなアドバンテージがあって、英語での説明も全く苦痛にならない。そこで、海外のものを沢山見ました。

そこで、二つの事を気付いた。一つはスポンジを使う。もう一つは、筒上げは三回で上がらないといけない。

やっぱり、基本にもどらなくっちゃ。1~1.5kg程度で最大上げて見る。

話が長くなるから、短く結論だけ言うと、轆轤を右回転で、外側の左手にスポンジを持って、そして内側の右手は指先を使わず、指全体を使って、外側から、押す力を支える程度の力で。

なんとこうすると、あれだけ上がらなかった下の方の土がすいすいと上がります。しかも3回で、軽く20cm以上は上がります。

家には信楽の土しかなかったので、土で練習したけど、今度こそは”コツ”を掴みました。

そして練習の筒上げで作った作品が2番目の写真。形状は冒頭の写真と少し違いますが、筒上げさえできれば何とでもなる問題です。

プロが教える花器の製作方法

この形状の花瓶をどうやって作るのか、プロの轆轤師に相談して、試したのですが、二つあります。

一つは半乾燥になり、全体の削りをして、この文様を削りで仕上げる方法。これは、磁器土に合う方法かと思います。

もう一つは、半乾燥で削り仕上げをして、濡れタオルで包んで、もう一度柔らかくする方法です。

濡れタオルで、一晩くるんでおくと、土が柔らかくなります。

これに指で押して文様を付けます。

分割器で、5分割のラインをいれて、そこに自分が作りたい部分に墨や赤インクで、文様を描きます。

そこを、人指し指で上から下まで、一気に線を入れてやります。その時、口を素焼きの物で、押さえて置くことも大事です。指で押さえた時に口は変形させたくない。

その後に口縁を剣先カンナでカットします。

少し乾燥を進め、へこませた部分をカンナで彫るなどを入れたら上の写真に近いものになって来ます。

右の花瓶も同じコンセプトで指のラインを入れて見ました。まだ半乾燥で真っ黒の為に伝わりにくいですが、今まで作って来た花器の作品の中でも、ベストに近いものと思います。

全体の形を、ラグビーボール状にすればよかったと思います。上下の形状をスリムにした方が洗練されたスタイルになるかと思います。

今回の経験で感じたのは、余りハードルは高く置かない方がいい。20cmを簡単に出来ない人が、土を増やしても、35cmは上がらない。結局は、上げられない土が下半分に溜まるだけです。

20cmが出来たら、25cm、25cmが出来たら、30cm。。。20cmが上げられないのであれば、15cmに戻した方がいい。 15cmが出来たら、縦半分に切り、どこに問題があるかチェック。そして又上げる。この繰り返しが上達への近道ですよ。そして、諦めない。そして、自分を信じる”人が出来ることは絶対に自分も出来ると”。<・p>

ノーマン陶芸放浪記 大鉢鍋島色絵の絵付け



中鉢の絵付け


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今日は、磁器製の鉢の上絵付をやって見ました。

と言っても、無垢の磁器にポーセラーツのように、上絵を描くわけではありません。

磁器土で作陶して、素焼きの上で呉須による染付をします。写真の青い部分が藍色の染付。これで、石灰透明釉を掛けて本焼きをします。

これが最近始めた鍋島色絵の手順です。興味がある方は、柿右衛門窯や今右衛門窯のホームページを見てください。

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上半分の部分が素焼き段階で、呉須の下書きをしていたもので、本焼きの後、赤、緑、黄色で着色しました。

この作品のポイントは、赤の牡丹でしょう。ここが上手く描ければ、作品のレベルが一段と向上しそうなんですが、今のところはそこまで行ってません。特に赤のグラデーションが難しいです。

YouTubeでポーセラーツのビデオを見て、バラの絵付けなどを見てるんですけどね。まずはバラ全体を同じ色で、着色します。そして、白抜きをするやり方で、筆で色を抜いてバラの花の濃淡を出して花びら一枚一枚を書いてます。

絵具が違うのか、今使っている絵具は、水彩みたいな感じで磁器の表面を流れてしまいます。多分、ポーセラーツの絵具と違う絵具ではないかと思います。

いずれにしても、少し華やかな絵付けになりました。

そして、半分の緑を帯びたところは全体のバランスが悪いので、牡丹の花を二輪描いて見ました。

呉須に膠液を混ぜて、骨書きをします。こうすることで、呉須でも上絵付の骨書きが出来るそうです。そして、その上から、和絵具で着色をします。こうすることで、呉須が定着するそうです。

元々の半分の絵具は、洋絵具、追加した部分が和絵具で、それが色違いになってます。

焼き上がりでどんな発色をするのか分かりませんが、少しちぐはぐになりそうです。



上絵具の注文 大串翠紅堂(有田 上絵具専門店)


今日有田の上絵具専門店に鍋島色絵用の絵具を発注しました。

伝統のある有田であれば、鍋島色絵や有田色絵にもっとも近い絵具ではないかと思ってですが、どうなるか?

販売店は、大串翠紅堂と言うお店です。

絵具には有鉛と無鉛のものがあるととはご存じと思います。

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言うまでもなく、鉛は人体に害がありますので、食器の内側などには使えません。

花瓶や置物、そして、食器でも外側は大丈夫だそうです。

有鉛の絵具は無鉛のものと比べると、発色に違いがあり、有鉛のものの方が扱いやすいそうです?

お店の方によれば、有鉛でも一応法の基準レベル以下だそうですが、食器には使わない方が無難でしょう。


これで、鍋島絵付けの環境は整いつつあります。後は腕を上げるだけ。 絵具が届いたら、テストピースを作ります。 では。 Have a nice day!

ノーマン陶芸悠々 ビアータンブラーの上絵付け

今日も京都の陶芸スクールへ。 本日は祝日と言うこともあり、道がすいていてすいすい。

昨日は、台風の大雨の影響もあって2時間ほどもかかって、疲労困憊で帰宅。 陶芸だけでも、相当集中して疲れ果てているのに、2時間の運転きつい。

でも最近はこれにもなれて来たし、何とか無事に帰宅。

今日は片道約1時間。いつもスクールに到着するのは一番乗り。着いたらコーヒーを沸かして、眠気を覚まして今日もがんばるぞと気合を入れて、一日の始まり。

大体のやることは、車を運転しながら考えているので、何もなければそのまま Go

でもその日の担当が変わる事もあって、そのたびに予定の変更。今日は、午前中が轆轤師さん、午後からが絵付師さんの予定だったのが、午前も午後も轆轤師さんになりました。こうなると、作業内容を変更です。午前中は、大型丸花瓶2個の削り仕上げ。 削りは湿台でやりますが、午前中に2個を削るのが背一杯。 削りもまだまだ課題が多くて、やっぱりプロの轆轤師さんのようには削れない。今日の作品はでっかい丸花瓶ですので、内側に手も入らないし、形状も良く見えないので、削りにどうしても時間がかかってしまう。



ビアータンブラーの上絵付


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今週は8個ほどのタンブラーの本焼きが出来上がってました。その内の2個は、上絵付を予定していたもので、呉須と下絵具での着色をしておいたものです。

この絵付けは、基本的には有田や鍋島赤絵です。

骨書きは、呉須素、そして、部分的に葉っぱなどの一部は、だみをしておきます。

そして仕上げは、赤、緑、黄色で上絵付の着色をします。

今回は、洋絵具を使いました。洋絵具は、乳鉢でしっかり擦り、水を加えて濃さの調整をします。赤はガラス板と角乳棒で時間を掛けて擦ります。この擦り方で着色も発色も大きく変わるそうです。

そして接着剤として膠液を少し入れてやります。

この洋絵具はガッシュの不透明になります。ですから、骨書きをした線が上から塗った洋絵具で隠れます。その一方、和絵具は膠液の替わりに、ふのりを入れます。そして和絵具の場合は、透明絵具になりまうので、下の骨書きなどの線が見えたり、下の着色の色が透けて見えます。

もう一点大事な事。 着色をする前に、薄いゼラチン液で作品の表面を拭いておくことを忘れないように。ガーゼにゼラチン液を付け堅絞りで、拭き上げます。

後は、絵具を乳鉢で良く擦って、付き立て筆(彩色筆)で、塗るだけです。

写真の左が呉須で骨書きをしておいたもの、そして、右は、呉須の骨書きと下絵具で着色をしたものに更に上絵付絵具で着色したものです。

どちらの作品も石灰透明の濃度が少し濃くなり過ぎたようで、少し霞が掛かったようになってました。

この作品は、鋳込みですので、土の密度が低く、釉薬の吸収が早く釉薬の厚掛けになります。少し薄めの釉薬にすべきでした。(普段より、水を加えて少し薄くする)

でも、ご心配なく。上絵付をするため、綺麗に発色をするはずです。

呉須で描いた部分はどうしても弱くなりますが、これは、今回は致し方ありません。

次回はもう少し薄い施釉を忘れずにするようにします。




この作品に関しては、良い絵付けが出来たと思います。

ノーマン陶芸放浪記 大皿赤絵完了

世界ラグビーで、日本 VS 南アフリカの対戦面白かったですね。

予選全勝で、8強に進み準々決勝へ。日本が予選を勝ち上がり決勝リーグへ。この快挙。世界ラグビーでは初めての事だそうです。

日本は、ペナルティーキックの3点のみで、大差の結果になりましたが、世界4位に対して相手のイエローカードで一名少ない状態でしたが、南アフリカを圧倒してました。

点数以上に日本は健闘したと思います。

あのスコットランド戦は、興奮しましたね。そして勝ち残ったどころか、予選プールでトップ。 あっぱれ日本!



鍋島赤絵風大皿本焼き完了


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やっと、やっと上絵付が完了しました。この30cmほどの大皿を作り始めて、もう2ヵ月程は経ったでしょうか?

やっぱり、上絵付は時間がかかりますね。素焼きが一回、そして本焼きが一回、上絵付が2回です。

時間がかかったのは、この焼成回数が多い事が大きいです。

今回の大皿をもう一度紹介しますと、粘土は磁器土100%。

これだけの尺皿になると粘土も大量。 乾燥や焼成での縮を加味すると、作陶は34cm程の大皿を作る必要があります。そして磁器土ですので作陶も難しい。

この作品を作る前に、信楽の白粘土で、何度も作り方を繰り返してます。これが磁器土ではできないんですね。磁器土では、作って潰して再生と言う事が難しいからです。

削りも大量の粘土を削りますので、これ又、時間がかかる事。 おまけに磁器土は、結構乾燥させる必要がありますので、これだけの作品となると乾燥も簡単には進んでくれません。


さてさて、その出来は? 正直もう一つでした。上の写真をクリックして拡大してください。右上の赤の花が絵付師さんが線を入れたものですが、この線の入れ方で、濃淡も表現できてますね。一方、下の部分は私のもので、花びらの重なりが感じられません。

菊の黄色の着色も何か平面的。こちらの方もやはり、黄色の濃淡が表現出来ていないため、花びらの重なりに立体感が無いためでしょう。黄色に少し、赤を加えて見ればよかったと少し反省。多分、混色も可能かと思いますので。。絵付け師さんに確認します。 でも、一作目としてはまずまずかな?


上絵の表現技術

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上絵って、やはり発色が綺麗。でも、それは絵付けの表現力の技術差が端的に表れることにもなります。

左の写真は、鍋島赤絵ですが、牡丹の花びらに入れられた線、一本一本が生きています。

又、下の赤で塗らた花は、少し明暗の違った二色の赤で描かれています。

鍋島赤絵は、染付の藍、赤、緑、黄色の4色で描けれています。この基本色で赤絵が生き生きと描かれています。

最近はやりのポーセリンアートをYouTubeなどで見ると、少ない色の濃淡で、立体的な花が描かれています。

基本的には、日本の上絵付けなんでしょうが、真っ白の磁器肌にガッシュの洋絵具で描かれているようです。そのグラデーションと白抜きがベースで、このポーセリンアートの技術も今後の上絵付の技術力アップのためには、参考になると考えてます。

それにしても、陶芸の道は広くて深い。しっかりとした目標を持たないと、迷子になってしまいそう。



最後に今回の作品には、金彩も施してます。 本金で、お皿は縁取りされてます。この金彩の部分を磨けば、光ますが、その為には金の磨きの為のシリコーンペーパーが必要になりますので、その内に入手して磨いて見ます。

では。

ノーマン陶芸放浪記 磁器丸壺の装飾

今日は、日本バレーのイラン戦、そして、ラグビーのスコットランド戦がいよいよ始まります。

テレビを2画面にして、両方の戦いを観戦中です。

惜しいな日本がペナルティーキックを外しました。 0-7でスコットランドリード。そして日本トライで、5点。やりました。松島幸太郎のトライ。。いいぞ、勝てる。

バレーも、日本が1セット先取、そして2セット目もリード。

最近はありとあらゆる競技で、世界と互角に戦えるようになって来ました。嬉しいですね。 頑張れ! 日本。

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最近は陶芸の方のブログを書く材料がなくなって来てますが、最近は大物の製作が多くて、なかなかブログテーマがない状態です。 あの九州の窯元の訪問が役立ったのか、陶芸の作風がガラリと変わって来ました。

今日は、左の2点の大型花瓶を紹介します。



磁器赤絵丸壺


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こちらの作品は磁器製。 240mm (H) x 240mm (D)の大物です。焼き上がり寸法は、200 x 200になる予定です。

これだけどでかい作品になると、筒上げが38cm程必要になります。真っ直ぐに上げた筒を、内側から小手で広げて行ってこの真ん丸な形に仕上げます。技術的にも超難しい作品ですね。

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削りもほぼ完璧な仕上がり。さてこれをどう仕上げるか?

選択しは二つ。井上萬二風に白磁、青磁、又は、青白磁で仕上げるか。

この作品は少し小ぶりのものを二つ本焼きしてます。と言う事で、赤絵ので仕上げたいと思ってます。

絵柄なんですが、柿右衛門風な絵付けでも良いのですが、今回は桜を選びました。絵柄が作品の大きさにしては、小さいかなと思いますが、呉須で、線描きをして、下絵具で着色をしました。

これで、本焼きに回します。下絵具(色呉須)の発色次第でこれで仕上げるか、発色が弱い場合は、上絵付をして色絵にしたいと思います。



青白磁椿彫文様丸壺


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こちらの壺は上のものより二回りほど小さくなりますが磁器です。

上の作品は、4.2kg程の磁器で作ったものですが、こちらは、約3.5kgで制作してます。

磁器土は、8kgで1200円ですが、これを4.5kgを取ると、残りが3.5kgしかありません。残念ながら、磁器土は付け足しが出来ません。付け足した部分が作陶時に分離するそうです。 再生は出来ないし、足すことも出来ない。厄介な土です。

筒上げを失敗にして、土がかなり減った結果この程度の大きさになりました。粘土であれば、潰して再生したいのですがこのまま仕上げました。

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写真を見て頂ければ分かりますが、椿の彫文、二輪。

この彫りは、超硬カンナと鉄帯を加工して、刃を付けて、自前の彫りカンナを作りました。

削りの後、ビニール袋に入れて乾燥が進み過ぎないようにします。磁器ですから、完全に乾燥しても削りは出来ますが、半乾燥の方が削り加工がしやすいでしょう。

この削りのポイントは下絵を鉛筆で描いたら、その絵の重なりを良く考えいます。 そして、削りは、カンナの直角の部分を使って、一番上の部分から削り始めます。この場合は、椿のしべから、そして次は、中心にもっとも近い花弁から。そして周辺部へ広げて行きます。そして最後が葉っぱ。


この彫り文様の装飾は立体感があり、迫力のある仕上げになります。

同じような立体感のある装飾は、貼り付けもありますが、この彫りの技法は貼り付け以上に迫力のあるものになるでしょう。

是非トライしてください。

すごいね。バレーもラグビーも勝っちゃった。興奮で手が震えてる。

ノーマン陶芸放浪記 白磁鎬文様大鉢

枚方工芸展も終了しましたね。見に行こうと思ってたんですが、今週末は展示会は終わっていました。

最近はこんな勘違いみたいな事が多くなって、少し歳を取り過ぎたかな?

本音はそんなことはないと思っているんですが。。ゴルフの飛距離もビックリするくらい飛んで、まだいけると思ってます。

陶芸の方は、窯元の方が体験で作られた商品の焼成に忙しくて、最近は酸化ばかり。私の還元焼成の作品はほとんどが焼成待ち。最近は、大物ばかり作ってますので、焼き上がっても保管に困るかもしれないけど、最近取り組んでいる、有田焼風の作品を早く見たいものです。



白磁鎬文様大鉢


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この白磁の作品は枚方工芸展に出展候補の一つでした。

粘土は当然磁器土です。直径360mm、高さ 70mmの大鉢です。360mmと言えば、30cmの物差しでも測れない大きさで、今まで作った作品の中でも最も大きなものです。

これだけ大きな作品になると轆轤で挽くだけで大変。

そして削り。轆轤のどべ受けが削りカスで溢れます。

この作品の特徴である鎬は、手彫りです。 磁器土ですから、ある程度乾燥しても、超鋼刃のカンナがあれば、シャカシャカと簡単に削てます。

ご想像の通り、これだけの大物になると綺麗な鎬を作って行くのに相当な時間を要します。

最初は、分割器で分割線を入れてラフ削りから始めます。徐々に、深さを深くして行って、鎬の稜線がくっきりと出るようにします。

この鎬を削り出して行く作業だけで、5回程削りをやってます。

それだけの手間暇を掛けたものでも、こうして仕上がっても、満足の行くレベルではありません。

こうして、余り装飾のない作品を作ると、やはり、その造形力の大事さが分かります。

白磁であるが故に、原材料の白磁の質や、施釉した石灰透明釉の厚み、そして、その質などを見極めないといけないのではないかと思います。



枚方工芸展へ出展予定など偉そうなことを言ってますが、このままでは審査の段階で、落選する可能性があると思います。

締め切りに間に合わなかったのも、そういう事かも知れません。

まだ早いと言う陶芸の神の思し召しか?

ノーマン陶芸放浪記 白磁牡丹彫文丸壺 彫りの装飾

暫くぶりです。ビッグローブがやっと気持ち玉の機能を追加しました。以前の様に気持ち玉のチェックお願いします。

先週は、陶芸スクールでいろんな事が、最大のトピックは筒上げ、信楽の白で、何と36cmの高さが出ました。長年の課題であった難関の突破です。

うれしくてうれしくて、皆に出来た出来たと。。これで、40cmでも出来るのでは。。

自信満々に磁器土でやろうと、4kgに挑戦したら、何と上がらない。何度やっても、上がらない。 土を掴むコツが分かったのに。 と言う事で奈落の底へ。

又、大きな課題が出来てしまった。

でも、粘土なら、40cmの自信はありますね。 これは、大きな前進。次に、磁器でやれれば、本物。



白磁牡丹彫文丸壺


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左の作品を見て下さい。180 x 180mmの丸壺です。

粘土は白磁。以前にもお伝えしてますように、磁器土は練り直しが効かないため、筒上げに失敗した作品をこのような形にまとめ上げたものです。

筒上げの失敗で、水を多く使ってしまって、底のSクラックが心配です。

この作品のハイライトは”彫り”です。

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この装飾の技法は、井上萬二さんの作品にも多く使われてます。綺麗な青磁や白磁の作品に彫がはどこされている作品です。青磁の下に、緑釉と言うもので着色されていて、少し淡泊な青磁に少し変わった雰囲気を醸し出します。

緑釉と言うのが良く分かりませんが、同じような雰囲気は、軽く、呉須で着色しても良いのではないかと考えてます。緑釉について知っている人が居られれば、是非教えて下さい。

彫りは、絵付師さんに教えて貰いました。 基本的には、モチーフを鉛筆で下書きをして、花びらの輪郭を、超硬カンナの直角の部分を使って縁取りします。線に沿って、エッジを直角に削って行きます。

葉脈は、剣先の超硬カンナで、削ります。絵付け師さんの線の綺麗な事。線が生き生きとしてます。

それを見るまで、こんなもん自分でも出来るわいと思ってたんですが、その出来の素晴らしこと。

なお、作品は削りの作業が完了したら、ビニール袋にいれて、乾燥をゆっくりします。彫を入れる為にはやはり、半乾きの方が良い。そして、陶土との違いは、乾燥が進んでも、カンナですいすいと削れることです。カンナで削ると、サクサクと削れます。


これで、装飾のバラエティーが一つ増えました。

立体感のある、一輪のバラの花がくっきりと浮かび上がりました。

でも、残念ながら、プロがやった部分と私がやって部分に大きな差がある事です。

やっぱり、プロって言うのは違うな。線一本づつに命が吹き込まれている。

でも、プロがやった、一枚の花弁と葉っぱを見て、がりがりと彫り進めて行くうちに、だんだんと上手くいくようになります。

もちろん、これが無ければ、高い授業料を払って行く必要はない。

この作品は、失敗作品の誤魔化し。でも、磁器土で、240 X 240mmの作品が出来れば、立派な作品になるだろうなと思ってます。

底割れをしても、本焼きまで進めたいと思ってます。


今年は、枚方の工芸展で作品を見せる事が出来ませんでしたが、その内にお見せできるようになると思います

有田風の尺皿は、上絵付けが終わり焼成が完了。 今は、金彩を施し、もう一度上絵付の焼成を待ってます。

楽しみにしておいてください。