ノーマン趣味悠々

アクセスカウンタ

zoom RSS ノーマン陶芸放浪記 押し型で作る菊割皿

<<   作成日時 : 2018/07/12 21:17   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 0

先日の大雨で、河川敷も冠水して暫く休場でしたが、再開しましたとの連絡がメールで入って来ました。 5年前の水害の時も冠水して、この時は、数か月休場になりましたが、今回は被害が軽微で済み、二週間弱での再開でした。 


今日は早朝からゴルフへ早速出かけました。 先日、陶芸仲間で日頃飲まない酒をたっぷり飲んで、おまけに、このところの猛暑で体調は最悪。 でも、ゴルフは長雨の影響もあり、3週間ほども出来てないので、出かけました。 プレイの詳細はさておき、 いやはや、暑い事。 ペットボトルの水をもっていったんですが、半分位でなくなってしまいました。 それからは大変、頭はくらくらするし、軽いめまいも。 軽い熱中症でしょうね。 帰って横になったら、爆睡してしまいました。 皆さんも熱中症には気を付けて下さい。


 今日の陶芸のお話です。
この窯元では、陶芸教室と陶芸スクールをやってます。 簡単に言えば、週一回のグループと、週3回のグループなんですが、ここで、人気のあるのが、写真にある菊割ざらです。


画像

こちらが菊割皿です。 今回は4枚、そして、先週2枚のお皿を作っておりますので、計6枚のお皿を作りました。


粘土は、丹波の黒粘土です。 数か月前に丹波に行った時に、丹波の焼きの体験教室で売っていたものを買って帰っていたんです。 この土は一般には流通していなくて、5kgで1000円もした貴重な粘土で大事に持っていたものです。 この土は、たたらに良く合いそうですので、今回に使った次第です。


いい感じのデザインのお皿でしょう。 これなら、何枚でも重ねられます。


画像

これが、石膏型です。 プロが作った型で、お皿の綺麗な曲線と、菊の花の形が綺麗に作られています。


そして、花びら一つずつが、枠取られています。 今回は5kgを半分にして丸のブロックにしてそれをスライスにして型取ります。 私たち、陶芸教室の出身者は、大量の粘土をスライスして、作品をつくる機会はなかなかありませんが、この技法でやって見ました。


3kg位のお皿を、型より少し大きめに丸い円形に叩いてまとめます。

これをたたら板でスライスします。 約、20cm位のお皿で高台もつけますので、6mmのたたらを作ります。

3mmのたたら板を9枚重ねて、9枚の理由は分かりますね。 一番上と下は使いません。 9枚でまず、一番上を切ります。 この時点では、9枚ですよ。 切るのは金属ワイヤーのしっぴきで。 そして、両手には軍手をつけて


画像

ここで、早速失敗して、職人さんに笑われました。 先週の話ですが。 先週は2枚作ったんですが、一番上を切って、これを取ってしまいました。


職人さんが”あれ、なにやってんの”、”上と下は使えないから、取るんでしょう”と言ったら、笑われました。 それは、全部切り終えてからですだって。 たたら板を全て切り終えるまで、そのままにしといてくだい。 それは、たたらを切る時に、土の重さがいるからだそうです。 そうなんだ、外していくのは、たたら板のみなんだ。 


今回はそんな失敗はしない。 一番上を切り、たたら板2枚ずつ外し切り、又、外して切る。 こうして、最後は3mmのたたらが一枚になり切ります。4枚の6mmのたたらが出来ました。 これを型に載せて成型をしていきます。 一番上のものは、つけ高台に使います。 残りの粘土には堅絞りのタオルを掛けて。 次の日もそのままでも、切った部分がくっ付くことはありませんでした。


画像

型にのせる前に、片栗粉を型に軽く振掛けておきます。 この際、型に直接つけると、片栗粉が均一に掛かりませんので、10cm位のところで片栗粉を振掛けます。 目のあらい布に包んでの話です。

ここまでは常識程度なんですが、ここからは職人さんの技はすごい。型のたたらを叩いて整形をしていきます。 リズミカルに、中央から端へ、細かに。 この時もっとも大事なのが型の端の溝の部分をしっかり叩いておきます。 面白いことに、この後、余分な粘土は引きちぎってきります。 端の溝の部分をしっかり叩いて粘土を溝でしっかりと形をとってやります。 余分な土の切断には針や竹べらなどは使いません。 石膏型に傷が付きます。

この写真でも見えますが、菊の花びらの文様のラインが綺麗に出てますね。 そしてエッジは、手で引きちぎった後、弓を軽く型に当て、切ります。 これで、型通りに切りそろえる事が出来ます。 その後で、さらに手の親指の付け根の部分をしっかり均一に叩いて、文様を付けます。 そして、高台をつけます。 これで完了。

ドライヤーで軽く、高台を乾かし、最後にコンプレッサーで、圧縮空気を、お皿と型の間から入れてやると、たたらが型から、少し浮きはずれます。 後は、板を上にのせてひっくり返して、型を外し、縁の仕上げを弓となめし皮でやり完成。


文章では分かりにくいと思いますが、同じ型でやっても職人さんがやる出来と私のものとは大きな差があります。 実に多くの事が学べます。 たかがたたらですが、されどたたらです。 最初の2枚は、丹波の土を活かす意味で、土灰釉と口紅で仕上げて見ました。 仲間は、焼きじめにしたらと言いますが、お皿で食べ物を載せるのであれば、やはり釉薬が掛かっている方が良いかと思います。 その出来栄えで、後の4枚の仕上げは考えたいと思います。



それでは。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ノーマン陶芸放浪記 押し型で作る菊割皿 ノーマン趣味悠々/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる