ノーマン趣味悠々

アクセスカウンタ

zoom RSS ノーマン陶芸放浪記 湯呑茶碗制作のまとめ

<<   作成日時 : 2018/06/13 07:10   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

今日は!


画像

左の写真は出来立ての湯呑です。 たかが湯呑、されど湯呑なんですが、結構、その中には陶芸の基本的な要素を含みます。

陶芸は湯呑に始まって湯呑で終わる。 作陶、削り、装飾、施釉のどの要素が上手く行かなくても、その作品は失敗に終わります。



作陶では、複数の同じ作品をつくることが、もっとも大事で。 同じ作品と言うのが難解で、やはり高度な技術を持っていないと出来ない。 単品で綺麗な作品をつくることは簡単です。 やはり、そこで登場するのが、三種の神器(だんご、へら、トンボ)。 これは絶対です。 そして、この道具があれば、綺麗な同じ作品が出来るかと言えば、それは単に始まり。 そこからが技術力。

この部分はYouTubeを見て下さい。 そして、とにもかくにも、沢山つくるしたない。



そして、次の難関は削り。 三種の神器で内側が綺麗に仕上がったら、後は削り。 これはやはり、湿台を使えることが、絶対条件です。 プロの職人さんでも一度で削りが出来上がることはありません。 削って、湿台から外して、重さ、バランスを見る。 手に持っただけで、重たい・バランスが悪いと感じたら、又削り。 ここでポイント。 バランスが悪い、又、重たい作品は、腰から高台周りに土が必ず残ってます。 これを削る。 上手く削りが出来たら、手に持つと作品が”ふわ〜”と言う感じになります。 一般の陶芸教室での問題は、この削りで、削りと言う大事なプロセスが軽視されているように思います。 YouTubeを見て下さいね。



画像

次は装飾。 今日は染付をテーマにします。 これも、特殊技術で、窯元では、絵付け師が専門家として、これだけを毎日やってます。 骨書き、だみの二つの技法を組み合わせるのですが、この中国から伝わった、日本古来の絵付けの技術をマスターするのは大変な努力が必要です。

基本になるのが、それぞれのステップでの濃度の調整。 私の場合はまだこれが上手く行ってません。 これも兎に角、沢山描くしかありません。



この作品は窓絵に青波を描いたものですが、骨書きの出来はもう一つですが、絵付け初心者としてはまずまずの出来と思います。


画像

そして仕上げ。 この作品は、内側は、白マット、外は、青磁。 口縁は口紅。

この施釉は、職人さんにお願いしました。

施釉は、外側を掛け、一日乾燥させ内側です。 ずぶ掛けでは、挟みで一挙に施釉したら良いのですが、掛け分けの為、このような薄い作品の掛け分けは、乾燥させてやります。 薄いため、外を施釉すると、素地が水分を含み過ぎて、このままでは内側の釉が載ってくれません。 

内側に細長い柄杓で半分位釉薬を入れて、縁の内側に柄杓を当てて、傾けて柄杓を伝って釉薬を放出させます。 この部分は説明が難しいので、今後動画にしたいと思います。 そして最後には、口紅。 縁の釉薬を鉄カンナで削り落とし、筆か刷毛で、完全に釉薬を取ります。 そして手ろくろに載せ、筆で口紅を3周程塗ります。 この口紅は、黄土と弁柄(鉄)を混合して作ります。 その混合比は色目を見て、調整します。



私の下手な絵付けを除いてほぼ完ぺき。 外側の青磁はほんのりと青みを帯びた透明に近い釉薬で、素地が磁器であったら、綺麗な作品になっていただろうと思います。 職人さんによると、呉須の発色が損なわれることは無いそうです。

重さは、120グラム。 全体に均一の厚みで、とってもバランスが良く仕上がってます。

そして、少しこげ茶色の口紅が作品を引き締めてくれてます。



これなら、B級品に近づけたと思います。 窯元で販売できるものがA級、すこしでも問題点があれば、B級品になります。 少し近づけたような気がします。



こうして本焼きが上がり、素直に見直すと自分の弱点が分かります。

昨日から、もう一度、基本の汲み出し茶碗、ご飯茶碗をつくり直して、腕を高めて行きたいと思います。

当面は、作陶で、同じものを沢山つくる事。 そして、苦手な削り。 削り跡を残さない。 そして絵付け。 呉須の濃さ。などなど、今回は次のレベル。 今回は半磁土でやります。 半磁土は、信楽の白に、磁土は50:50位加え、菊練りを100回位やります。



陶芸は奥深いし、横の広がりもすごい。 でも、楽しい。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 2
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
ノーマン陶芸放浪記 湯呑茶碗制作のまとめ ノーマン趣味悠々/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる