今日も陶芸 ワイドリムパスタ皿

昨日のお皿5枚潰しました。

轆轤師の先生に相談すると、結論は道具を新作した方が良いようです。

僅か12cmのお皿なんですが、ある人の要望で、リムが立っているものなんです。

以前に作ったお皿のだんごとへらを転用しようとしたんですが、トンボで直径(作陶140mm)と深さ10mm(作陶 11.5mm)と決めて作陶して、最後にリムを直角に立ち上げる方法でやったんですが、これでは、直径がアバウトになってしまって同じ作品にはなり難い。

という事で、5枚とも潰して土を再生。

そして、更に難しいワイドリムの製作へ。



ワイドリム パスタ皿


IMG_4353.JPG

こちらのワイドリム パスタ皿は昨年末につくり素焼きに出していたものです。それが、焼き上がっていました。写真で見れば、それなりに見えますね。

この作品は信楽の白粘土で作った試作品です。

私が作った設計図より、一回り小さくなってます。もうこれだけで十分失敗なんですけど、これだけの幅広の縁を持つお皿ですから、作って見ないと分からないところがあります。

余り薄く作ると縁が本焼きで垂れたり、逆に、乾燥で縁が上に跳ね上がったりします。

素焼きまでは余り大きな問題はありませんでしたが、焼き上がった作品を見るとお皿の中央の窪みのところから、リムの肩にかけての削りが少し直角過ぎました。

この結果で、寸法を少し修正。お皿を作陶寸法で290mm、内側の窪みを30mm、内側のリムの立ち上げから、リムの外枠を10mmの高さにしました。

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こちらが本日の作品のサンプル。サンプルの意味は、プロの轆轤師さんが見本を作ってくれると言うことです。生徒の前で、実演をやってくれて手ほどきをしてくれます。この作品シャープで凄い。

粘土が4kgです。このように縁が広いものは少し硬めの粘土に調整します。4kgの粘土が全てお皿になる訳ではありません。轆轤で挽いた後、作品を切り離すため、高台の下に指溝を付ける必要があります。そうしないと、作品を持ち上げる時にお皿が変形ます。

轆轤師さんが挽くどの作品も高台の下に指溝の高台があります。高台の下に、小さな高台がもう一つある形になります。これが難しくてプロが作るような洗練された形にはなりません。

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そして、こちらが今日作った私の作品。右手前が轆轤師さんのサンプル。他の二つが私の作品。

作品の周りが今日使った道具。だんごとへらは、内側のへこみの部分用です。そして、トンボは2本。一つが内側の窪み用、そしてもう一つがワイドリム用。この通りに作れば、同じ作品が複数できます。

プロん轆轤師さんであれば、多分、外側用一本で作るでしょう。これは私の発案で、2本のトンボで完璧にスタッキングが出来るでしょう。問題は削りですね。プロの様に均一な厚みで仕上げれば問題はないはずです。でも素人だから分かりませんけどね。

私の作品は少し出来が悪いので轆轤師さんに見せて評価をしてもらいます。今のところは潰そうかと思ってます。

これ位の作品であれば、30分もあれば作陶出来ますので、気に入らないものはこの時点で潰すことが賢明と考えてます。

轆轤師さんは焼いたらと言ってくれるでしょうけど、もし本焼きまで進めるのであれば、墨流しや飛びカンナでの装飾もありかなと考えてます。

最終的な目標は、磁器土。でも、磁器土でこの作品を作るのは本当のチャレンジになるでしょう。


IMG_4361.JPG左の写真は轆轤師さんのサンプルつくり。同じ道具で何故ここまで違う。それは、経験に裏打ちされた技術なんだよね。この人、轆轤師一筋25年。

いつかこの人のレベルななりたい。

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