陶芸をステップうアップする装飾の技術 一輪挿し

雲一つない青空と強い日光の一日の始まり。自宅自粛の日がやはり延長されて後一ヵ月も。

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久々に赤土の余りを使って一輪挿しを作って見ました。最近の作品は電動轆轤での作品が多くて、丸くてきれいな作品が多いです。

上の写真の作品みたいなもんで、半磁器の染付。作品的にはいい出来ですが、もう一つ魅力がない。何かアピールする個性とか、魅力がないように思います。

今回はしかも赤土。久々に筒上げをして一輪挿しを作ってみるか。。今回のテーマは、筒上げと削り仕上げ。

作陶が終わって、この作品に合う湿台がない中で、ほぼ自分の思う形の一輪挿しが出来上がりました。

でも冒頭の写真の小物のようなもので、だれでもつくれる味気のない作品になってしまいました。

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出来上がりの作品の写真が有ったら、ビフォアー・アフターの違いが分かるのですが、本体に3本の曲線を削りで入れて見ました。

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そして口縁も三分割して、渦状の切れ込みを入れてみました。

写真では、少し斜め上からの撮影で、鶴首が少し太く見えます。もう少し、細く作った方が、洗練されたイメージななったかなと思います。

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彫の線は、作品を三等分して、墨汁で下書きをします。後は丁寧に線を彫って行きます。まずは剣先カンナで細い線を彫ってやって、徐々に他のカンナなどを使って彫を深く広げて行きます。そして最後の仕上げには、上の写真のようなアルミ板を加工して線をシャープに仕上げます。

仕上げはやはり道具の良し悪しで決まるように思います。

見る人に取っては最後の結果だけしか見えませんので、この仕上げを如何に上手くやるかにかかって来ます。

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こちらは以前に作った作品です。こちらは、削りではなく、削りを終え霧吹きで柔らかく戻して、指で押し込んだものです。やはり、技法の違いで作品の趣が変わりますね。そうは思いませんか? 削った方はシャープで繊細、指の方は柔らかで温か味があると思うのですけどね。

今日はこれで!

ファイチン!