ああ無情! 期待の36cm大皿の上絵付結果は?

今晩は、良い日をお過ごしですか?

今日は期待の大皿の上絵付の焼成です。

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さてその出来は。左の写真を見て下さい。どう思いますか?

正直和絵具は難しいね。やっぱり、有田の絵具は、有田のやり方の方がよさそう。

左の写真、窯元の作業場の蛍光灯が写り込んでて、ちょっと見難いですね。こちらの方が粗が目立たなくて丁度いいかも知れませんね。



上絵付の評価


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結論から言うと、先日の色見サンプルと同じ出来ですね。

蕎麦猪口や色見サンプルでまずかった部分は、相当良くなっていると思います。少しは、進歩をしているようです。

まずは良いところから、全体の構図はこの大皿にピッタリですね。そして、縁は本金で金彩してます。まだ、磨いてませんが、磨いたら金が輝くでしょう。金彩はやはり高級感が出ますね。

梅の木、上手く描けました。やり直した花もまずまず。そして、線黒や、幹を描いた黒茶(洋絵具)もいい雰囲気を出してます。

そして、牡丹の花もいい出来です。真ん中の少し薄い赤の花はペンワークで描いたもので細い線だけで描きました。ペン先はGペン。

そして右の赤の牡丹は上手く、グラデーションが出てます。赤は洋絵具ですので、洋絵具の方が描き易いですね。

この作品の欠点と言うか失敗は、何と言っても線黒で描いた葉っぱの葉脈です。骨書きの線が滲んでしまっている。この原因は不明ですが、絵付師さんによれば、上から、葉っぱの絵具を伏せる時に、筆先が線に触れたのか、線黒の溶き方がまずかったのではないかと言ってました。実は、色味サンプルでも、線黒の部分が滲んだものがあり、十分注意して描いたのですが、上手く行かなかったのかな?

溶き方については、もう少し、膠などを入れた方が良いのではと絵付け師さんが言ってました。そうなんやろか?

素人考えなんですが、線黒には和絵具は盛らない方がいいのではないかと思います。本来であれば、線描きは絵具を伏せる前に一度焼成をするそうです。この方が、上から伏せる絵具の水分で、線が滲む事がないのではないかと思います。

そしてもう一つの失敗とは言えない欠点は、葉っぱの色です。今回は2種類の色を使いました。一つが薄青、もう一つが萌黄(もえぎ=早春の葉っぱの色)。でも、この二つの絵具の色が余り違いがありません。よくよく見ると萌黄の方が少し緑を帯びてます。

葉っぱの色はそれほど致命傷にはなってない。やはり、葉っぱの線黒の葉脈が問題。

今、もう一度、葉っぱを見ると、もよぎや薄青で上塗りされた部分が、されてない線よりも3倍位太くなってます。こんな見難い骨書きをした覚えはありませんので、この線黒は、他の絵具を伏せてはいけないものではないかと思います。

家内が横から、いい出来だと言ってます。余り、私の作品を褒めないのに本当にいいんだろうか?

作者としては、どうしても失敗の部分に目が行ってしまいます。

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有田や、鍋島の絵付けの骨書きの要所が、下絵付けの呉須でされているのが何となくうなずけるように思います。

(左の写真は有田風の赤絵です。色は少し薄いけど、染付の呉須の絵付けプラス、テッセンの花と一部の葉っぱを上絵付けしてあります。)

ゆうたさん、Yokkoさん そして、ブログ仲間の皆さん。この作品(大皿)を枚方の工芸展に出すべきでしょうか?それとも、8月までにはまだ時間がありますので、同じ作品を作り直したがいいでしょうか?

この作品は36cmの大物の磁器です。しかも、鎬を手彫りしてますので、この作品の製作には相当の労力がかかってます。

どうすべきか?悩むところです。

ご意見をお聞かせ下さい。