陶芸 白磁大皿の作陶と鎬 尺皿への再チャレンジ。次は、上絵付へ。 カスタム治具の製作で易しい鎬の手彫り。

昨日は、スクールの最終日。これから4月の始めまでは休みに入る。この残された一日で、出来るだけ作業を終わらせないと、特に削りは乾燥が進み、土ものは休み明けでは、多分硬化して削りが出来ない。最近作った尺皿が3枚も削り待ちなっている。

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という事で、取り敢えず、磁器物2点の削りをすることに。

尺皿と言うのは、こんなにでかい作品なんだよ。これを削るのは大変。元々の土が4.5kgです。これだけの大きさになると作品は全体的に厚く作ります。削り後の重さが2kgとすると、半分の土を削ることになります。

当然湿台に載せて削ります。まずは、内側から。内側はへらで仕上げてますので、一皮剥く程度の削りになります。

次がひっくり返して外側を。まずは、高台の高さを、10mm程度までに落とし、それから、高台脇。そしてリム。湿台から時々、外して、重さのチェック。そして、お皿ですから、指の触感で厚みを調べます。

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そして出来上がった作品がこれ。自分で言うのもなんですが、良い仕上がりです。磁器土の削りって楽しいですよ。カンナは、当然超硬カンナを使います。乾燥が進んで真っ白になったものは、大きな刷毛で水を塗りながら削ります。

磁器土はある程度乾燥しないといけません。削りの作業で、磁器の白い粉が、飛んで行きます。表現は悪いですが、しょんべん小僧のおしっこ見たいに。ですから、轆轤の周りは削りカスで一杯。そして、削りカスを息で飛ばして削りますので、頭から白い粉を被って。



鎬の削り


上の写真で削り完了もものに線が入ってますが、これは分割器で、鎬のガイド線を描いたものです。

この作品にもう一度チャレンジしている理由は、上絵付を失敗したしたからだけではありません。鎬の削りも相当苦労した割には少し悔いの残る出来でした。そして、いつの日かもう一度この作品を作ってやろうと思ってました。

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鎬は手彫りなんです。非常に時間が掛る作業です。でも、前回の経験がありますから、その教訓を活かして。

まずは道具。上の写真。20分割器(厚紙で作る)、超硬カンナ2個、そして、手づくりの削りカンナ(帯鉄を自分の必要な形状に曲げ、やすりで削って刃を付ける。そして右側のアルミ製のカンナ。鎬の部分部分の形状に近いものを作ってます。

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今回は、20分割の間にさらに線をいれて削りのガイドにしました。

上の写真のように超硬カンナでまずは、粗削りです。粗削りと言ってもいい加減に削ると後から修正が大変ですので、均一な厚みで削って行きます。20の鎬を削る訳ですから、大変ですが、丁寧に仕上げて行きます。



鎬の仕上げ


ある程度削れたら、仕上げに入ます。その前に休憩。キーボードで、一時間程、ピアノの練習、その後、ゴルフの練習に行ってきました。

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これで気分転換。OK。今度は鉄カンナを使って徐々に深く、なめらかに削って行きます。

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超硬かんなは刃が薄いですから、削りが飛びカンナ状態になります。その点、1mm程の鉄カンナはその飛がありませんので、綺麗に削ります。

すぐに切れ味が落ちますので、時々、金属用やすりで削って刃をシャープにします。

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その次はアルミのカンナを使って削ります。これは、1mmのものを購入して来て適当に切って大きさを形状を合わせます。削りの部分は中央程細くなって行きますので3種類位作りましょう。

如何でしょう?ガタガタだった削り面がスムーズになってますね。

これは8割は完了ですね。もう一晩おいて、細部のもう少しの仕上げと最終チェックをします。

実は、この作業は休みの間の2週間でやる予定だったんですが、一日でほぼ完了。しかも、以前の鎬の削りよりもはるかにいいものになりました。やはり、2回目であることと前回の教訓を生かし、下絵を綿密に描いたことと、鎬に必要な道具を準備した結果だと思います。

中央はどうするか決めてません。一応はこの方向で仕上げて、素焼きにだし、有田風の上絵付けを目指し、その為の下絵付けをしたいと思ってます。


絵柄は、前回のものから少し変えたいと思っていて、これから検討します。

やっぱり、ノーマンは立ち直った。皆さんの声援に感謝します。

では!

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この記事へのコメント

Yokko
2020年03月17日 23:53
鎬用の尺皿が3枚もあるのなら、1枚は鎬のみで絵のないお皿も見てみたい気がします。1枚は上絵、もう1枚は染付、以上が私の勝手な意見です。

でも、このノーマンさんの鎬って凄いなぁ‥それだけでシンプルに見たい🎵
ノーマン トミタ (Norman Tomita)
2020年03月18日 07:43
 貴重な意見ですよ。私もそう思っているんです。半分は。

 前回の鎬皿の絵付けは、鎬の粗隠しの気持ちがあったんです。こんな中途半端な気持ちは失敗を招くね。今度は性根を入れてしのぎを削ってます。

 お皿はこれを入れて2枚(磁器は)、一枚は鎬なしで、絵付け(上絵付)をして見ようと考えてました。上絵付も失敗のままでは終われない。失敗はやらない事だそうです。 Normanチャレンジ 再スタート。ま~毎日がチャレンジだけどね。

 又、教えてね!

>Yokkoさん
>
>鎬用の尺皿が3枚もあるのなら、1枚は鎬のみで絵のないお皿も見てみたい気がします。1枚は上絵、もう1枚は染付、以上が私の勝手な意見です。
>
>でも、このノーマンさんの鎬って凄いなぁ‥それだけでシンプルに見たい🎵