ノーマン陶芸日和 ワイドリム 小皿の製作

今日は寒かったですね。テレビでおしんとスカーレットを見てキーボードの練習。スカーレットの朝ドラは半年の番組ですから、進み方が早くて。貴美子が穴窯で成功をして、売れっ子の陶芸女流作家になってしまった。

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それにしても、あの灰被りの自然釉の出来凄いですね。あの作品は本物なのか、それともこの番組用に製作されたものでしょうか。

陶芸の成功とは裏腹に、八郎とはやはり離婚をしてしまったんですね。何かに打ち込むと言う事は何かが犠牲になるものなんだろうか?

同じく陶芸に魅了されている私としてはもっと陶芸の部分を詳しく演じてほしかったですね。

喜美子の穴窯の成功は、焼成の時間を2週間にしたからなのか、新たに使った土が良かったのか知りたいところですね。

でも日本の陶芸って本当にすごいね。あんなにごつごつのお化けみたいな自然釉に魅力を感じるなんて、世界にはないもう一つの日本だよね。



ワイドリム 磁器小皿の製作


話は全然面白くないノーマンの陶芸の世界に戻ります。貴美子みたいなドラマがあれば、もっとこのブログを読んでくれる人もいると思うんですけどね。自分で読んでいても、面白くない。

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冒頭の写真が、信楽の白で作ったワイドリムのパスタ皿です。今回の作品は良く似ているけど同じ形でも、ず~と小型のお皿です。

以前からこのお皿の形が好きで、次の磁器土の作品の候補だったんですが、作って見ました。

作り方は、湯呑を作るように筒を作り、そしてそれを上部から広げてやるだけなんですけど。

内側はこれ用のだんごとへらを使って成型をします。これに加えて、トンボも作ってます。やはり、この三種の陶芸の神器がないと同じ作品を作るのは難しい。

今回の課題は二つ程あって、磁器で、形の同じものを8個作る。そして、内側の底の部分にへそ(へこみ)を作らない事。

この臍と言うのは、だんごやへらを使って成型の仕上げをする時に中心になる部分の角が、作品の底に当たってへこんでしまうことです。一度へこませるとへらが全体に当たらずに綺麗な仕上げになりません。

自分なりに原因を考えたり、轆轤師さんに聞いて見たりするのですが、なかなか思うようには出来てくれません。

今回は見事に全て臍なしの作品に仕上がりました。ポイントは二つあって、荒挽きで出来るだけ最終の形に近い様に仕上げる。そして、だんごを使うときは、へこませないように、むしろ中央が盛り上がるように挽く。その為には、だんごを少し左に傾いた感じで当てます。(轆轤は右回転)

後は、トンボで大きさを確認して、最後のへらでの仕上げで、この盛り上がりを平坦にします。これで完璧。

実はもう一つの大事なポイントがあるんです。それは”眼”。老眼だと肝心なところが見えていない。だから人によってはハズキルーペを使っている人もいます。



磁器一輪挿しの製作


一応目標の8個を挽くことが出来ました。

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そして残った磁器土で、写真のような一輪挿しを作って見ました。

こちらも大きな課題があって、花瓶を作る時は必ず、まっすぐのずん胴の仕上げが必要になります。

どうしても、ずん胴の下側に土が残ってしまいます。

下のほうに土を残すと、削りで自分の思いの形に仕上げても、バランスの悪い思い花瓶にしかなりません。

今回は磁器土ですから、土に腰がないこと。そして、土殺しで芯がずれてしまうと、土の芯を出すのが磁器土では、非常に難しくなります。

この芯出しが上手く出来ないと、轆轤を回して土あげをしても、均等な厚みの筒上げが出来ません。

その結果どうなるかと言えば、この一輪挿しのように口を細くしていくと、土の偏りが出て、首の高さが均等に上がらなくなります。

そうなると、首を切って揃えるしかありません。

これが磁器土での筒上げの難しさになります。

轆轤師さんがいつも私に言う事は、作陶は、土殺しに始まって、土殺しに終わると。土殺しが上手く行かないと失敗しますよと言う意味です。

最初のストレートな筒上げをする課題は思い通り上手く行きました。これで、この作品の削りを上手くやれば、バランスの良い軽量の作品になるでしょう。


電動轆轤の経験のない方には良く分からない内容で申し訳ありません。
 この陶芸スクールでも、磁器土を定期的に使う人は、私ともう一人しかいません。それほど、磁器土と言うのは難しい、そして高価です。そして磁器土にこだわる理由はやはり絵付けです。絵付けは磁器土でなければ、自分が望む作品は出来ません。特に染付や、下絵具での発色、そして、青磁や青白磁などのしあげで、作品の透明感が全く違ってきます。

 陶芸って、面白いけど。その横への広がり、そして深さは凄いのもがありますね。長年陶芸を楽しんでいる人でそれなりの経験をしている人であれば、自分の進むべき方向を迷ったり、悩んでいませんか? 次のステップに是非検討してほしいのはやはり、電動轆轤ですね。
 京都の窯元に来る人は結構短期な人が多いのですが、初めて土を触る人でも、早くて3ヵ月、ま~一年もあれば、小物の轆轤挽きは問題なく出来るようになります。必要な要件は一つだけ。”陶芸好き”である事。

 陶芸と言うのは、昔から分業制なんですね。轆轤師、絵付師。。。その多くの工程がいろんな職人さんが分担してます。悪い言い方をすれば、それしか出来ない人が多いですね。その分業制の仕事を全て自分でやるのが私たちですから、そこに”覚悟”みたいなものが必要になります。

 スクールでも長い間勉強している人でも、強い気持ちがない人も多いです。それはやっぱり結果に表れてくる。それが陶芸なんだと思います。

 あなたはどんな陶芸を目指しますか?

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