鋳込み型 2作の製作開始 原型つくり

今日は。 展示会は一般の方の陶・磁器に関してのユーザー側に立った思いを知る機会でもありました。紅葉を見に来た方が多く展覧会に来られてましたので、今回の展示会の結果が全てではありませんが、来場者の反応や、購入作品を見ると考えを少し変えるべきかなと思います。

最近は、大量の陶器や磁器が100円ショップやホームセンターなどで売られています。それも、型作りや、転写シートで絵付けされた綺麗な物ばかり。

多くの窯元が成り立たなくなって廃業が相次いでいる理由が分かりますね。

私が通う窯元も、本業の清水焼の商売は若干低下傾向ではないかと思います。少なくとも、清水焼の伝統の還元焼成の品物が相当減っているのではないかと思います。

その替わりと言ったら語弊があるかも分かりませんが、観光客相手の体験コースが、特に今の時期は多いようです。

このような環境の変化の中、100均で売っているようなものを作ってもだれも興味を示してくれません。やはり、大量生産では出来ない、そして、オリジナルティーがあるものが求められているのではと思います。器好きな人は、自分のライフスタイルにあったものや、自分だけのものを求めているのではないかと思います。”わ~これ良い。これほしい”。やっぱり陶芸作品は芸術品なんだ、見て、使って、楽しい、嬉しい作品、友達に見せたくなるようなものじゃなければ、一言でいえば、人を感動させるものでなければ。

別に自分で作りたいものをつくるスタイルの陶芸を否定する訳ではありませんけどね。これが今までの私のスタイルでした。これも必要だし、絵画だって、模写から始まるしね。。



一輪挿しの原形の製作


今夏、有田や鍋島などの伝統的陶芸の本場を訪問して、一つのテーマとして、赤絵に取り組んできました。まだまだ道半ばですが。。と言うかJust startedですが、折角、色絵をやるのであれば、丸皿などにやっても面白くないと思うようになって来ました。同じ赤絵でも、現代風にアレンジすべきでしょうね。

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こちらは、大川内山(鍋島、伊万里焼)で購入して来た赤絵の一輪挿しです。友人に土産として差し上げました。

後ろに穴も開いてますので、壁掛けとしても使えるようになってます。帰ったらこれを作ろうと思っていたんですが、丁度鋳込みの方も、長身のタンブラーと、蕎麦猪口の型を作りましたので、次のレベルへ進もうと思っていました。この際、一体型の鋳込みから、次のステップへ進みます。三分割型です。

このおにぎり見たいなものの鋳込み用の原形作りはそんなに難しくないですね。適当な分量の粘土を板で叩いておにぎり形にします。

これを乾燥させて、カンナでそぎ落とすやり方で、最終的なシェイプに仕上げます。

そして、石膏型作りですが、底面が一つの型、そして、胴体部を二つの型で、前後から石膏で取ります。

注ぎ口は上の口の部分。後は、石膏厚を全方位3cm位になるようにします。

実は石膏型作りで、前回の蕎麦猪口で失敗しました。石膏の量は、石膏の必要な部分の体積を計算します。型の体積ー原形の体積=石膏の必要な量 これに等しい水を用意して、その120%の石膏を水に振掛けて溶かします。

これを、竹の棒でかき回して型に流し込みます。ここで、失敗しました。かき回してすぐに型に流し込んでしまって。 本当はかき回して3~5分程度で、少し石膏が重たく感じるようになったら、ここが流し込みのタイミングです。

余りに早く流し込んだもので、石膏が水と十分混じっていずに、型から水が漏れました。少し、重たくなったと言う事は、化学反応の始まったと言う事ですね。

このチョンボで石膏代が2倍もかかってしまった。

うる覚えでやるとこんな恥ずかしいことになります。いつもであれば、石膏の袋に書いてある説明を確認してやるのですが、この窯元の石膏は業務用で、説明なんかありません。

石膏のかき回しの時間で石膏の強度が変わるんです。かき回しの時間が一分でその強度を100とすると5分で128位になるそうです。

水と石膏の比率も大事で、成型用には、100ccに対し、120グラムの石膏を加えます。標準より、水分が多いと、柔らかく吸水性が大の石膏になるそうです。

こんどは失敗しないようにやらなければ。

この3分割型が出来たら、いろんな形が作れますね。今回は、この鍋島の写しで、石膏型の作り方を勉強して、オリジナルティーは装飾で出す予定です。



ミニタンブラー


期待していた下のタンブラー、反響は余り良くなかったですね。背丈が高過ぎた。ビールの容器に良いかと思ったら、”余り背が高すぎと酒を飲み過ぎる”と飲んべーの友人が言ってました。”半分いれたらいいじゃん”と言ったら、そうもいかんようですね。お酒が好きだとどうしても目一杯いれる。半分では少なく感じてしまう。酒好きの世界って分かりませんね。でも後から考えるとそうかも知れない。

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居酒屋で生中であれば、これ位あるだろうと思ったけど?家で飲むときは450mlの缶ビールらしいですね。であれば、やっぱりデカすぎるか?

その一方、これを購入して頂いたご婦人の陶芸仲間は、これを花瓶にするそうです。そうですね、少し背の高い花瓶が適当かもね。

と言うことで、昨日は、このタンブラーの三分の二程の高さのものの原形を作りました。実は、背の高いタンブラーは、釉掛けで散々苦労して来たんです。余りにも背が高く、施釉で内外を掛け分けた時に、柄杓掛けのむらが出てしまいます。

そのようなことで、ミニタンブラーの原形を作って、先生に確認して貰ったら、一言”少し、でかいね、そして、削り跡が残っている”と言う事で最初から削り直されてしまいました。。おまけに、高台削りで、大きな巣が出て来てしまった。巣は、気泡が残っていたと言う事です。菊練り不足でした。

原形は型取りが終わったら、廃棄しますから、少々粗悪な粘土粘土でも良いと思って、再生粘土(削りカスなどを戻して再生)を使ったんですが、いろんな不純物が入っていました。これ恥ずかしかった。陶芸の基本中の基本が出来ていない。

最近は大物も出来るようになって意気揚々だったのが、その鼻を見事へし折られてしまった。

これって落ち込みますよ。

巣の中に粘土を入れて何とか修復。そして原形も先生の削りで完璧に仕上がった。でも気持ちは、相当ショック。



と言うことで、来週は、鋳込み型の製作を勉強します。少し謙虚にならんといかんな。。まだまだヒヨコ。ぴこぴこ😞

後から読み直してみると、文章は乱文、誤字脱字が多いですね。でも、大意が伝わったいいかとも思ってます。でも、この考えが陶芸では邪魔になります。”こんなもんで良いか”は陶芸では禁句なんだけどね。やっぱり、陶芸はその人なりを現わす。。

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