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zoom RSS ノーマン陶芸放浪記 ここまで来た陶芸 尺鉢本焼き完了

<<   作成日時 : 2018/11/23 17:31   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 1

急に冬の気候になって来ました。 昨日は、ゴルフの予定だったんですが、朝起きたら、天気予報通り、雨。 まいったな。 ゴルフの長年の課題が解決したので、今回は良いスコアーが出そうな気配があったのに。 ゴルフ場には行くにはいったんですが、皆さんの総意でキャンセル。

家に帰って来て、することがないので、ベランダで、どんぶりの型と、お酒の盃の型を作っていたら、風邪をひいてしまったようです。 これなら、雨の中でもゴルフをやっておけば良かった。

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左の作品を見て下さい。 実物を見ないことには、この作品の迫力は伝わってこないでしょうけど。 スペックをご紹介しますね。 直径は30センチ。 昔流に言えば一尺の大きさです。 そして高さは、12cm。 素地は磁器土です。 内側には上下に3本の轆轤線。 


底の部分には、染付。 外は、イッチン描きの絵付け。 このイッチン描きはもう一つなんですが、イッチンの線が絵付けに迫力を出してます。


真っ白な磁器肌の上に、紅葉の青絵が綺麗に浮かび上がってます。


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釉薬は、石灰透明。 この釉掛けが大変。 これだけの作品になると、持つのも大変ですから、たいがいは施釉で失敗するのですが、これは、ほとんど、釉切れ、縮、流れなどはありません。

施釉はずぶ掛けをするのですが、通常は片手で持って、他の手に受け渡す方法をとるのですが、高台と作品の縁に指が届きません。

これは流石に一人では出来ない。 と言う事で、職人さんに手伝いをお願いしました。 これは、嘘で、私が手伝い。 職人さんが主です。 両手の人指し指と中指で、外から挟みこんで、大きくて、深い、たらいなものにたっぷりの石灰釉を入れて、ずぶ掛け。 職人さんの手が滑った事を想定して、私が下で受ける準備をして。 これは、私には出来ない釉掛けです。

よくもま〜、これだけの大作を作ったものです。 自分でもびっくり。

まずは、道具作り。 これだけの作品のだんごやへらになると、材料の木片だけでも大変。 

そして磁器土の扱い。 正確な磁器土の量は忘れましたが、5キロ前後だと思います。 筒上げをして高く持ち上げ、だんごを当て、最後は、へらを当てるということですが、磁器土は硬くて腰がない。 この作業が出来るのはある程度の力らと、力でも、技術の力が要求されます。 でも、30cmほどのずんどうが出来る腕であれば、はぼ問題なくできるでしょう。

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次が削り仕上げ。 これだけの作品になると削るのが大変です。 重たいし、なかなか乾燥してくれない。 特に磁器の場合は、コチコチに乾燥してから削りの作業をします。 磁器は石の粉ですので、普通の掻きベラや、鉄カンナでの削り作業は難しい。

そして、削りは湿台でやります。 陶芸の腕が上がってくると、やはり湿台なしでの削りは難しい。 作品を湿台から、頻繁に外して、厚みや重さ、そして内側と外側の形状を合わせて削りをやります。 カンナはもちろん超硬カンナです。いい作品作りには、やはり、優れた削りの技術が必要です。

そして絵付けは、イッチン描き。 イッチン描きは素焼きに。 これが少し反省点で、当初はイッチンなしで、染付で仕上げる予定だったのを、中途半端に予定を変更して、イッチン描きにしたものです。 これだけの作品に呉須の染付をしていたら、素晴らしい出来になっていたと思います。 今でも素晴らしい出来であると、自負してますけど。。。内側の紅葉の絵付け見たいになったと思います。

そして、釉掛け。これは前述の通りですが、石灰透明のずぶ掛けをやり、さらに、コンプレッサーとスプレイガンを使っての二重の釉掛けをしてます。 必要なかったかも知れませんが、スプレーガンを自前で準備したこともあり、是非使って見たかったのがその理由なんです。 これも、ほぼ目論見通り上手く行きました。


5月から始まって、約半年でここまで来たかと言う思いです。 正直ここまで出来るとは思いもしませんでした。 大きな尺の作品を磁器で作り、しかも、染付まで出来るようになるとは。 でもやっと、入り口にたどり着いたという事ではないかと思います。 やはり、プロの世界はレベルが違います。 むしろ違い過ぎるというべきか。 この窯元でも、三人の職人さんが、夫々の領域を持ち、最高の技術で商品をつくります。 そこには、妥協と言うものはありません。 安易な妥協をすれば、その商品はB級品となり、価値がなくなります。 ようするに、お客様に販売しておあしを頂くという事はそう言う事かと思います。 だから、窯元の作品は、茶碗一つで数千円や、小さなぐい吞みでも数万円したりします。 


やっとたどり着いた入り口。 これから、ノーマンの世界をどう創造していくかが次の目標かなと思います。

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内 容 ニックネーム/日時
実物を拝見したいけど大きすぎて無理そう…
Yokko
2018/11/24 17:34

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