ノーマン趣味悠々

アクセスカウンタ

zoom RSS ノーマン陶芸放浪記 窯元の秘密 三種の神器

<<   作成日時 : 2018/11/02 21:36   >>

ナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 0 / コメント 2

今日は! 朝晩はすごく寒くなって来ましたが、昼間は強い太陽の日差しで快適な日を過ごされているのではないかと思います。

陶芸の職人さんはどうしてあんなに同じ作品をつくれるんだろうと思いませんか? 例えば、湯呑を作って同じものを5個作りなさいと言われても、ほとんどの方は出来ないのでないかと思います。 出来たら、あなたは天才。

一言でいえば、技術力の差なんでしょうけど。。それも、長年プロとして、お客様からお金を頂戴しているからなんでしょうけど。

画像

左の写真は私の作品で、謂わば仕掛品です。 今は、右の三点の蓋物を作ってます。 自分で作図をして、轆轤師の方にこんなものを作りたいと相談をします。 そこで、いろいろなアドバイスを受け調整しながら、最終的に自分の作品の構想を固めて行きます。。 そして、それが確実に出来る上がるように、土の収縮率や、焼成の変形などの要素を反映した作陶図を作ります。 この構想を練るそして、作陶図を作る。 作陶はその図面を見ながら仕上げます。

この蓋物を良く見て頂くとよく分かりますが、蓋は本体より少し大きく、摘みは少し大振りのものがついてます。 その理由は、デザインだけではなく使いかってと言う点からも考慮されたものです。 

内側のの勘合部は、蓋と本体の間に少し余裕があります。 そして”き”は少し内側に倒しています。焼成で、このきが少し、戻るからだそうです。 そして本体とのギャップは、このような蓋物は焼成で少し変形しやすい事、そして、業務用などで蓋が入れ替わる可能性もあって、そのようにしているとのことです。 実に、奥深いもんです。

蓋が大き目も理由があって、ユーザーは、直接縁を持って取る人が多いから。 そして摘まみの大きさは、陶器は滑り易い。 だから、摘まみやすいように。

まずは作品の構想を練って図面を仕上げる。 そして、話はここで終わりません。

私が以前から言っている三種の神器を作ります。 私たちがつくる作品にこの道具を全ての作品毎に作る訳です。 ですから、陶芸をやっていると半年位で、道具で一杯になります。

画像

左の写真が道具の一部です。 そうです半分位かな? 陶芸スクールに後の半分がおいてあります。

基本的には、トンボ、だんご、へらの三つの道具で、これを勝手に三種の神器と言ってます。

これが窯元の秘密の一つです。 秘密と言っても市販されている本にも載せられているので、厳密には秘密でもなんでもないんですが。。これが有って、職人さんは同じものを作れると言うわけです。

と言いながらも実はそんなに簡単でありません。 今の私に汲出し茶碗を5個同じものを作れと言われて作っても二つと同じものは出来ないでしょう。 20個作ってその内から選んでも、5個同じものは出来ないでしょう。 そしてその後に削りの作業がありますので、この同じ5個を削るとそこで同じものと言えるものが数個でしょう。 やはり、そこに職人の経験に裏打ちされた技術がある訳です。

職人は100個作ったら、ほぼ同じものになり、削っても同じように仕上がります。

画像

左の写真は最近の私のものの本焼きです。 見事に全てばらばら。。これでは、お客さんには売れない。

少し言い訳をすると個々の作品を見ればすごくいい出来だと思ってますけどね。。これが私の弱みです。 昨日職人さんに言われました。 ”富田さんの腕はいいとこ行ってるけど、もう少し突き詰めた方がいいよ”ってやんわりと。。次から次へと難しい作品に挑戦して一応出来るようになると次へ、そしてその次へ。。私自身はそれでいいと思っているんですけど。

その上で、絵付けはやる、釉薬はつくる、大鉢も、30cmのずん胴も、兎に角欲が深いので、あれもしたいこれもしたいという感じ。 

私はこの経験の中から、薄皮を一枚一枚積み重ねて行く、そうすると、その内に電話帳の厚さくらいになる。。。と思ってます。

大体、陶芸スクールでやりたいことはやりました。 後残すは鋳込み。 年内には鋳込みを一度やりたいと思ってます。 後は、それぞれの技術の掘り下げでしょうか。

昨日は正式に一からイッチン描きを勉強して来ました。 正しいやり方をすれば、素焼きの磁器でも、イッチンで絵付けが出来ます。写真では見えませんが、7寸皿も、そして、蓋物も全て、桜の絵付けがなされてます。 それも沢山描くと桜の花びらも上手く描けるようになるものです。


話が替わりますが、久々にYoutubeに動画をアップしました。 これは、私が陶芸スクールで学んだものを出来るだけ皆さんと共有したいと思っているからです。

今回は何とノーマンのナレーションデビューです。 これって難しい。 緊張するし、喋って録画しているのをワイフやご近所さんに聞かれるのが恥ずかしいので、声は小さくなるし、よく噛むはで大変。 取り敢えず、下の一作はナレーション付き。 今作っている三本は字幕にしてます。自分で自分の声を聴いていて、自信を全く失っちゃいました。 アフレコでやってみても、やっぱり違和感があるしね。

今回のビデオは、ご飯茶碗の設計と道具作りです。 自分の陶芸作品を図面に落とし込むという事はとっても重要なことで、その上で、三種の神器まで落とし込めたら、あなたの陶芸のレベルはビックリするくらい上達するのではないかと思います。 参考になれば、幸甚に存じます。



ここまでやる人は、そんなに沢山は居られないとおもいますが、構想を図面化する、そして市販のものでも適切な道具を使えば、手びねりであっても、立派な作品は出来るでしょう。 一度、手びねりで道具を使ってどこまで出来るかやって見たいと思います。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
ナイス ナイス ナイス

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
ナレーションの方が圧倒的に分かりやすい。もっと普段のノーマンさんらしく自信満々に普通のしゃべり言葉でされては、大阪弁(福岡弁?)でいいじゃないですか。 カッコつけすぎかな🌷
Yokko
2018/11/03 16:03
そんなに簡単じゃないよ。 ではYokkoさんにアフレコをお願いしようかな。 頑張ります。
ノーマン
2018/11/03 17:24

コメントする help

ニックネーム
本 文
ノーマン陶芸放浪記 窯元の秘密 三種の神器 ノーマン趣味悠々/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる