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zoom RSS ノーマン陶芸放浪記 磁器土での作陶

<<   作成日時 : 2018/10/14 19:52   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 1

皆さんご無沙汰致しております。 陶芸活動の方はいかがでしょうか? 夏休み明けで、プログの方は暫く休んでいたら、何ともう秋に突入のようですね。 先週位から、今夏の暑さの影響で、体が弱っていたのか、急な温度の変化で、体が重だるい日が続いています。 そして、昨日は楽寿荘の陶芸教室だったのですが、行くには行ったのですが、鼻水が止まらずギブアップしました。 嫌いな花粉症の季節だと思います。 秋の花粉はそれほどひどくないので、直ぐに治ると思いますけど。。。

ブログは休みでも、夏休み明けからは、磁土に挑戦を始めました。 挑戦と言うのは少し大袈裟ですけどね。 確かに難しい。 ”私、失敗しません”とは言えません。 何が難しいか? 大きくは二つか?一つ目は、磁土は菊練りが出来ない。 菊練りをすると空気が入ってしまって割れの原因になるそうです。 新しい磁器土は、真空土錬機で、練られて、8kgの棒状で納入されます。 これを適量切り、縦横に叩いて砲弾型に形を整えます。 後は、轆轤に載せて、しっかりと土殺しをします。

そして2番目の難しいポイントは、一番にも大きく関係してくるのですが、”失敗”が出来ません。

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粘土であれば、失敗をしたら、もう一度練り直して使いえるし、削りカスなども再生して使えますが一番目の菊練りが出来ないと言う理由で、土が使えなくなります。

窯元では、再生業者にまとめて出して、再生をするそうです。

”失敗をしなかったら、いいじゃん”と思うでしょう。 でも、失敗はします。 粘土と違って扱いが繊細です。 作陶をして削ったものを片手で持って、少し、力が加わると、”バチン”と割れます。 何かに”コツン”と当てても、ひび割れがでます。 粘土に慣れている人は、結構荒っぽい扱いに慣れてますので、思わず割れの事故になります。 それに加えて電動轆轤の作陶の技術がないと失敗の山になって、全てが廃棄になります。 磁土は、石の粉の集まりですので、粘性がないし、あらゆる面で作陶は難しくなります。

今は大物の鉢の作陶をやってます。 直径 30cm 深さ、15cm程の大物で、土は5kg程で作ります。 良く展示会などで見るあのデカい作品です。

陶芸仲間から、良く展示会に出したらと言われます。 その為にはどでかい、迫力のある作品が必要と思ってます。 そして、その次が大物の作品だけではなく、自作の釉薬を是非試して見たいと思ってます。 


今、大西政太郎著の”陶芸の釉薬”と言う分厚い本を勉強してます。 この本は、1976年に発行されたものですが、大西氏は、京都市立工業研究所などに勤務された方で、日本人の技術、陶芸の伝統技法、陶芸の土と窯焼き、陶工の技術などの著書があります。 陶芸をやっている人は、知っておられる方も多いと思います。

今、通っている京都陶芸スクールの社長さんの先生だそうで、先生は京都伝統工芸大学などで、釉薬の専門家として教鞭をとってられると思います。

この部厚本を、ノートを取りながら、久々に勉強をしてますが、一言”面白い”。 陶芸への造詣と幅がぐっと広まりそうです。

先週は、早速、この瑞光窯のレシピ―を教えて貰って、飴釉を3kg作りました。 レシピ―を教えてもらうのに結構苦労しました(簡単には教えてくれません)が、この窯元に伝わっている配合ですので、間違いはないと思います。


上の作品は、先日の連休続きの為、2週間陶芸教室がお休みの為に作った作品の一部ですが、この作品に自作の飴釉を掛けて見たいと思います。 大き目のスープカップ 4個、ワイングラス3個、小物 湯呑 3個。 

話が変わりますが、これらの作品の内側には石灰透明一号が掛けられてます。 この施釉の方法も独特で、割竹柄杓を使って施釉します。 割竹柄杓と言うのは神社などにある竹製の柄杓をもっと細くして、口の部分を斜めに切ったものです。 内側に三分の一位釉薬を入れ、左手で作品、右手に柄杓を持ち、作品を傾けながら、柄杓を伝わせて釉薬を流し出します。 左手で、作品を約360度位回します。 職人さんは簡単に出来るのですが、素人には非常に難しい技術で、釉薬が作品の外側に流れたり、作品を一回転出来ないために部分的に釉掛けが出来ていなかったりします。

文章で分かり難いと思いますので、YouTubeでやり方を紹介します。

この割竹柄杓はステンレス製のものを、陶芸ショップなどで売っていますので、興味がある方は見て下さい。 私は、一昨日、京都の竹専門店に行って竹製のものを3本買って来ました。一本 500〜800円程で売ってます。 東山の京都博物館の裏手の”竹定”と言うお店です。 陶芸ショップのものも添付しておきますが非常に高価です。



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内側を石灰透明、外が飴釉。 このような掛け分けの作品はこのような技術がないと難しいと思います。今回は、内側、そして外を掛けますが、窯元では、外、そして内を掛けます。 でも、割竹柄杓の技術がないと、どうしても外に釉薬が流れてしまいます。 ですから、内側から掛けて最悪失敗したら、外側の釉薬を除去して、天日に当てて乾燥します。 そして、外側の施釉をします。 最後が口縁の仕上げをします。 鉄カンナなどで、口の釉薬を削り落として、轆轤に載せて、彩色筆(つい立て)筆で、少し濃いめの釉薬を塗ります。

少しずつ、ブログを再開して行きますので、又の訪問をお待ちしております。 それでは。





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コメント(1件)

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お早う御座います。
ノーマンさんお久し振りです。初期は心配しておりました。が、ある日フッとそうだ今は一休和尚の胸中と、勝手に理解、今は勝手に安堵しております。
柴犬ゆうた
2018/10/15 08:16

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