”ま~いいか”は失敗の元 扁壺 本焼き

 以前にもこのタイトルでブログを書いたような記憶がありますが、又、やっちゃいました。 期待をしていた扁壺ですが、絵付けの出来がもう一つでした。 こんな感じ。。
画像

 全体の呉須の発色が薄くて、何やら古代呉須で描いたような絵付けになってしまいました。 写真では良く見えますが、近くから見ると濃淡の表現が余り出来てないし、お陰でブドウの葉っぱは枯れたような感じ。
画像

 この写真のように、遠目から見ないと生きた絵には見えない。 初めての扁壺で窓絵を描いたのに。
画像

横に描いた蝶はこんな感じに。
画像

そして、シラサギはこんな感じに。。一番気にいらない絵柄だったのが一番いいみたい。 あくまでもこの中ではの話ですが。 椿の葉の間に描いた、蝶もいい感じですね。 (少しくらい良いところを見ないと)

 首の部分も呉須で塗ってアクセントを付けましたが、余りにも濃すぎるかと思い、塗った後にティッシュで拭きとって薄くしたんですが、結果的にこの部分もまずかったですね。 

 この失敗を今後に生かすために、失敗の原因を整理すると、大きくは二つ。 一つは、絵付けの時に保管していた呉須を取り出すと、呉須が沈殿して非常に薄くなってました。 そこで、乳棒で出来るだけ擦ってそれなりに濃さを調整したはずなのに。 骨書きようと、ダミ用が上手く準備できませんでした。 この新呉須は結構発色が良いので、半分はまずいかなと思いながらも、たぶん発色するだろうと、適当に妥協しました。 描いた後はそんなに悪くはないと思っていたのですが、本焼でが上がってみると全体が薄く、筆斑も相当目立ってます。 やはり、染付の基本に沿って、骨書き用と少なくとも2種類のダミ用を準備すべきでした。

 もう一点は、絵付けの後の搬送の問題です。 絵付けの後、擦れなどで呉須が滲んだり、汚れたりします。 今回も、ラップで包んで陶芸教室に持ち込んだんですが、ラップに呉須がかなりついていました。 今回の作品が大物で、扁壺で、丸くおまけに平面的ですので、肝心の窓絵の部分にラップが押し付けられる結果になりました。 この結果、もともと薄い呉須が、ラップに写し取られて、益々薄くなって、微細な濃淡がつぶれてしまいました。

 ラップで包んでやるのは今までも沢山の作品をこの方法で搬送してますので問題はないと思うのですが、例えば、この作品であれば下に大きめの段ボールを敷き、両面テープで作品を固定した方が擦れが少なくなると思います。 

 せっかくの力作でしたが、期待通りには仕上がりませんでした。 でも、見方によっては、昔の発色の悪い古代呉須で描いたようにも見えますので、取りあえず、古代呉須での絵付けと言うことにしておきます。

 陶芸はやはり怖い。 自分の気持ちが作品に結果として現れます。 気持ちを切り替えないと。。

 それでは。

 

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント

Yokko
2017年11月12日 21:24
この場をお借りして……

ゆうたさん 
陶芸本わざわざご持参頂き有り難うございます🌷 大切に読ませて頂いております。

なんかノーマンさんが元気がないので、いつものユーモアたっぷりの辛口の激励コメント待ってます~
柴犬ゆうた
2017年11月13日 16:17
私は良い作品だと思います。失敗からは成功が生まれます。ノーマン氏なら直ぐにクリヤーですね。
ノーマン
2017年11月14日 17:51
皆さん励まし有難うございます。 いつも作品を見て出来が良くないと落ち込んでしまいます。 性格的に環境に左右に左右され易いようです。 写真で見栄えがそんなに悪くないのは、一生懸命ソフトで修正をしたためです。 主には、白ピークとコントラストですけど。。又、絵付け頑張ります。

この記事へのトラックバック