陶芸(2015年11月) お皿 楕円皿、失敗ストーリー

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楕円皿:楽寿荘の陶芸教室の生徒さんのお皿が、乾燥で中央に大きなひびが入ってしまいました。 以前のブログで紹介した様に、この皿は丸い皿を作り、中央に、柿の種見たいな切れ込みを入れ、左右から、押し込んで切り取った部分を圧着します。 この処理が甘かったり、紐入れをしないと、乾燥や、焼成で割れが入ります。
割れたものは、完全に乾燥状態でしたので、固く絞ったぬれタオルで2週間ほど包み、土が水分を吸って柔らかくなるようにしました。 その上で、割れの部分に粘土を入れ、その上で上下から、紐を入れ補修をしました。 大かたの意見では、又、割れるのではないかと言う事です。 万全の補修をしましたので、大丈夫と私は思ってますが。。。。。さてどうなるやら。。。。私のプライドを賭け、割れないでほしいものです。
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このお皿は、この生徒さんの作品の代替え用に作成したものです。 最悪補修したものに割れが出た場合はこの作品を差し上げようと思ってます。 単なるおせっかいです。。 でも、人が作ったもののコピーを作るのは難しく、ちょっとオリジナルとは違った作品になってますが、割れたものよりはましでしょう。 底は、そのままでも良いと思いましたが、高台を付けた方が、下も釉薬がかけれますので、付け高台としました。 一晩経って、軽くサンドペーパーでバリやエッジを修正しました。 乾燥して真っ白、亀裂は今のところ有りません。
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上の作品の出来栄えが悪く、もう一度作りなおそうとして作った作品です。 取り合えず、丸皿を。。。。と言いながら。。。。。今、見ているとこのままでも良いのかなと思い始めました。。。。丸く、底も薄く、削りの作業も底のバリを取るだけで十分の様です。 印花を押して象嵌をするか、このままでハンドルでも付けるか、切れ込みをいれて、側面を変化させるかなどで、ちょっと面白くするか考慮中です。。直径22cm程の中皿
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付け高台: 底を薄く掻き上げましたので、 簡単なエッジの削りの後に付け高台を付けました。 しっかりドべで接着しましたので、焼成による剥離はないと思います。 これ位の仕上がりであれば、付け高台でも十分かと。。
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作品の出来が良いのでそのまま残し、付け高台、印花(白化粧 内側) 飛びカンナ(側面、底面)を施しました。余り深くならない様に印花を押します。そのまま、一晩乾かします。 余り柔らかい時に白化粧土を塗ると印花の文様が崩れたり、土が白化粧土を汚します。 
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一晩で、適度の固さです。 底面と側面の削り仕上げをして、付け高台を付け、とび鉋を当てます。 その後、印花部に白化粧土を塗ります。 このまま放置し、土と化粧土の乾きを待ちます。
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白く乾いてきました。スチールウールで、丁寧に一つずつ文様を浮かび上がらせて行きます。 少々化粧土が残ってもこれが景色になります。こすり過ぎて、薄くなった所もありますが、最近はこれが良いのだと気づき始めました。 やろうと思えば、スチルウールを綿棒サイズにして、細かな作業も出来ますが、完璧な仕上げは、工業製品のような味気ないものになると思います。 半磁土の土に、白化粧土とはとの疑問を持つ人もいると思いますが、透明秞の下に淡く印花の文様が見えるのは何とも言えません。 赤に白化粧土、白に黒化粧土は余りにも印花の文様が主張しすぎるように感じます。。。好みの問題ですが。。
一週間経ち、修復品ですが、見事に罅が入り割れました。 縦方向に入っていたのが、今度は横方向に2本も入りました。 無残。。。。!!!! やはり、プロの陶芸家の方が正しかった。。。それでもくやしい。。ぬれタオルで、全体を柔らかにし、その上で、水分を出来るだけ付けない様にして丁寧な修理をしました。 多分、ここまでは問題ないと思います。 急な乾燥は割れにつながるのが分かってましたので、新聞紙に包んで乾燥させたのですが、これでも乾燥が早すぎたようです。 今度は割れたお皿を木槌で粉々にして、土を再生して作品を作って見ました。 最初から、潰して再生した方が良かったと、反省しきりです。 ちょっとしたおせっかいが大変な結果になりました。

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又又、同じような作品です。 折角きれいに仕上げた作品が、切れ込みを入れ左右から変形させると 平面にならず少し、でこぼこな感じになります。 こてでならしてもどうしても綺麗になりません。 と言うことでもう一枚。。白土にh半磁土の土が入り、綺麗な文様になってます。
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再生した土での作陶です。 しっかりと菊練りをしたつもりですが、やはり、かたい部分があり上手く作陶出来ません。 何とか、お皿にしても気に入りません。 そこで、少し、手を入れて高台にすることにしました。
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お皿が半乾きになった段階で、電動ろくろに固定して足を付けました。 再生粘土の質が悪く、なかなか思った様に土が動いてくれませんでしたが、何とかここまで仕上げました。 別に足を作ってドべで張り付けてもいいのですが、この方法では、水平や、中心が上手く取れません。
今週は何と苦労したことか、やはり、おせっかいは止めた方がいいと深く反省するばかりです。
 今週の教訓: 
要らぬお節介せざるべからず。(これ2重否定 するべからず)
失敗作品は、潰してしまえ。。急がば、まわれ。。

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この記事へのコメント

柴犬ゆうた
2015年11月10日 18:21
実は私も楕円形の大皿を作りました。明日施釉します。素焼きの状態を見ておりません。楕円形にするさいにこれでもかこれでもかと紐をいれドベを塗り表から裏から叩きました。果たして明日はどうなっているんでしょうか?
ノーマンリッチ
2015年11月11日 09:23
それ位手を入れれば大丈夫です。 仕上がりが楽しみですね。
柴犬ゆうた
2015年11月11日 20:48
本日施釉に行って来ました。大丈夫でした。前年度も中鉢を作った時も上手くいきました。だからひびがいくとは思ってもおりませんでした。次回からも気をつけないと。
ノーマンリッチ
2015年11月12日 08:38
 よかったですね。生徒さんの割れた作品は罅が入ると言う思いもなかったのでしょう。ポイントを押さえれば、この様な事故はないのに。。

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