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zoom RSS ノーマン陶芸放浪記 絵付け師が教える染付

<<   作成日時 : 2018/06/02 17:21   >>

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こんにちは、今日は染付のテクニックをお伝えします。 陶芸をやっている人であれば、絵付け、特に染付はやって見たいですよね。 そして、染付はやって見たけど、上手く行かなかったと言う人も多いのではないでしょうか。


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こちらは、以前のブログで紹介した汲み出し茶碗の作品ですが、だいぶ上手くなって来ました。 少なくとも、以前の染付よりも数段レベルが上がって来たようです。 でも、まだまだアマチュアの世界です。

何が良くなった。 それは、第一に良質の呉須を使っている事。 次に呉須の濃度の調整が、ベストに。プロの絵付け師さんがやってくれたんですから、当然ですね。

でもこれで上手く行くかというか、そうはいかないのが奥の深い染付です。


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呉須に関しては、皆さんは一般の市販品を使うしかありません。 市販のものでも大丈夫だと思います。確かにこの窯元では、呉須を一ヵ月位ボールミルで擦るそうです。 これは、流石に外部には売ってくれません。 大事なことは、呉須を購入したら徹底的に乳鉢で擦り上げることでしょう。 


左の写真を見て下さい。 容器は100均のガラス製です。 下の方を見て貰うと、二層になっているのが分かりますか? この呉須は、骨書き用のものなんですが、どうして上にこんなに水があるのか? この部分が私の場合は根本的に間違ってました。 骨書き用の呉須を水やお茶で薄めて適当な濃さにします。 そして、それを保存する場合は、このまま保存すると思います。 これ間違い。

呉須の調整は、別皿に下の沈殿した呉須を筆先で取り、ここで、調整します。 何の事と思ってますよね。 良く擦った呉須をこのような容器に入れます。 暫くすると、呉須は沈殿します。 釉薬と同じですね。 呉須は、水には溶けません。 水に混じっているだけです。 沈殿した呉須は、ガラスの容器を傾ければ、沈殿した呉須だけが見えます。これを取ります。 ですから、水は沢山いれておきます。



次は骨書き用呉須の調整ですが、プロの絵付師さんがビデオの中で教えてくれてます。 焼成サンプルを作ることと、陶片を常に準備しておき、試し書きを必ずすると言う事の2点です。

試し描きでは、徐々に薄くしておきます。 濃すぎると、筆の毛がひっかかります。 少しずつ水を加え、この引っ掛かりがなく、そして少し盛り上がるような濃さです。 薄すぎると呉須描きの線の色が変わります。 色が変わったと言う事は、下地が見えていると言うことです。 老眼の私にとっては見分けが厳しいい。 ハズキルーペが要ります。

ここで出て来るのが焼成サンプル。 結局は、二つのサンプルを準備して、違った濃さの線を引き、一つは施釉して焼成、もう一つは焼成なしでそのままに。 これをやるか、沢山描いて見てベストの濃さを知るしかありません。

だみは、作品に応じて二種類程の濃さのものを準備します。 通常のだみであれば、骨書きの線の上に書いて見て、下の骨書きの線が見える程度に。 骨書きが薄いとだみすると線が見えません。 又、逆にだみが濃すぎても、骨書きの線が見えなくなります。

感覚の話ですが、私の場合、”え〜、こんなに濃くていいのと言った感じでした。 ですから、今までのだみは薄過ぎました。

薄だみは、適当に。 呉須は少し付いただけで発色しますので、それを頭にいれておきましょう。 こちらも焼成サンプルをつくりましょう。



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呉須の準備が出来たら、骨書きを練習しましょう。 骨書き用の面相筆で、墨汁で、縦、横、斜め、丸などの線を新聞紙などに書きます。 これが出来たら、素焼きの作品を準備して、骨書きをやります。 左の写真は、絵付け師の職人さんが描いたもので、こんなシンプルな文様などからスタートすることを覚えましょう。線の太さが均一に。 又、濃さが常に同じになるようにします。



だみは、骨描きが出来るようになったら、だみ用筆を購入してチャレンジしてください。 こちらは更に難しい技術が要求されます。 ビデオを何度も何度も見直して、練習をしてください。



そして、今日このブログにアクセスされている皆さんには、下のビデオを公開(限定公開)します。 このビデオを見れると言うことは、幸運なことだと思います。 プロのノーハウが全て網羅されてます。



上のビデオのサムネールを見て下さい。 まだ発展途上の作品ですが、朝顔の葉っぱのだみが薄いと思います。 プロがやると骨書きの線が見えない位の濃さになります。 でも、本焼きすると濃さがはっきと分かります。 朝顔の花びらの薄だみは、やってません。 この後やってます。 水を穂先にちょっと付けて。。本当にちょっと。。さてどうなる。。京都では、水。 有田ではお茶で。 でも、その差はないそうですよ。



絵付師さんからは、呉須の濃さは粘土などの条件によって変わると言われてます。 例えば、磁土と陶土では、土の密度が違い陶土の方が水を吸い込みやすくなるとのことです。 ですから、自ずと呉須の濃さは変わるとのことです。 どちらがどちらだったか? 陶土が水を吸いやすいので、濃ゆくするんだっけ。 忘れました。多分、試し書きで分かるでしょう。



私も、ここまで描けるようになりましたとの連絡と写真を待ってます。


Good Luck!





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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
本当に貴重な動画を見せて頂いて有り難いです。 

あんな風にフリーハンドで描けるんだ❗ 染付けも焼成サンプルを作るんですね。 何回見ても楽しく感心するばかりです🌷
Yokko
2018/06/02 21:48
公開したら、皆さんの役に立ちますかね?
ノーマン
2018/06/03 05:50
もちろん、みんなに大いに役立ちますよ❗ 

わかりやすく編集されてますし、私的には、今年の上半期のベスト動画だと思います🌷
Yokko
2018/06/03 10:55
そだね。世の中にには、真剣に絵付けを覚えたいと言う人も多いと思うし、やり方が分からないので悩んでいる人も多いと思うし、公開しましょうかね。 ビデオを見ただけで、直ぐにプロの職人さんのレベルになれる訳でもないと思うので、公開しても大丈夫かな? 陶芸教室のレベルでは、教える側が知らないし、役立つでしょうね。 今日は、早速我が家の市販用の呉須を整理しました。 全ての呉須を一つの瓶に集めて、呉須の元を作ってます。 黒呉須はすぐに沈殿したけど、青の新呉須はなかなか沈殿しません。 多分こちらの方が粒子が細かいと思います。 Yokkoさんの大幅に改善された作品を見せて下さい。 これで、ビデオの効果が分かります。 では。
ノーマン
2018/06/03 20:05

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