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zoom RSS ノーマン陶芸放浪記 絞り袋を使った化粧土の技法

<<   作成日時 : 2018/06/29 20:14   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 1

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こんな作品は見られたことはありますか? 一見磁器の花瓶に牡丹の絵付けをされているものに見えますが良く見て貰うと、牡丹の花びらに沢山の筋があるのが分かると思います。

この技法は、私が通う瑞光窯の商品に使われる技法で、化粧土のイッチン描きです。写真では良く分かりませんが、絵に立体感が出て単に呉須で描かれたものより、迫力があります。



余談ですが、この花瓶は約20cm位の高さで、定価は16000円位です。 白地に呉須の青い発色がとってもきれいないい作品だと思います。



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こんな道具を使います。 この道具は、友禅染やろうけつ染めで使う、糊筒と言うもので、文字通りこの中に糊をいれて、着物の柄などを描くのに使います。


この筒の先の部分を挟みで切り、先金と言う真鍮製の金具を内側から挿入して使います。 陶芸では糊の替わりに化粧土を入れて、絞り出して絵を描きます。 化粧土を入れるのは、三角形の後ろの部分で、乳鉢で化粧土を良く擦り、きめ細かにして入れます。 硬さはマヨネーズ程度です。


化粧土を7分目程度入れたら、巻いてゴムバンドで留め、後ろから漏れないようにします。 後は、絞り出すだけ。


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先日の7寸皿に絵付けをして見ました。 一点は、上の写真のぼたんの花、そしてもう一つは朝顔の絵付けでです。



イッチン描きのポイントは説明するまでもないのですが、タイミングは削りが終わって少し硬くなった時です。これで、化粧土の剥離はないのか心配ですが、絵付け師さんによれば、乾燥したものでも大丈夫だそうです。ここの化粧土は、白化粧土に少し磁土を混ぜてあるようです。 少し、固めで描くのは、先金で、作品に傷をつけたり、先がねの先に粘土が詰まらない様にと言う配慮とのことです。

鉛筆で当たり線みたいな軽い下書きをして細い化粧土を引っ張るようにして描きます。 これで素焼き。 素焼きが終われば、染付。 更に上絵付をするのであれば、化粧土の中を上絵具で塗ってやります。



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線が細くてスリップウェアーには合わないかもしれませんが、ケーキの絞り袋に口径の大き目の金具を付けても面白いかも知れません。



このお皿2点と花瓶2本にこの技法で、下絵を描いてますので、素焼きの上がりが楽しみです。



これで、あなたの陶芸技法の範囲がさらに広がりますね。 尚、糊筒や、先金は染物関係の道具ショップで売ってます。 今日注文をいれましたのので、到着後使って見てまた紹介します。

それでは。

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
牡丹の花器🌷素敵ですね。イッチンの上から染付けをするんですね。 
動画で見たいなぁ〜
Yokko
2018/06/30 19:46

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